タコ女(ジョ)

クロワッサン

2012年07月25日 07:17

2012年 7月24日(火) 晴れ

東の風 波あり 水温27~29度

 クロワッサンのゲストの方々のなかには、チーム名がつけられているグループが何組かいらっしゃる。

 「仙台チーム」もそのひとつだ。
 その構成員の1人O嬢は、当初数名だった「本隊」のメンバーだったのだけれど、このところ自ら仙台チームZ(ゼータ)を結成し、毎年来島してくださっている。

 彼女はそもそも、与那国島で当時現地スタッフだった自称海洋写真家(当時)の追っかけとして水納島にいらっしゃるようになったということもあって、初来島の際は、もっぱら自称海洋写真家(当時)のガイドで潜っていた。

 で、自称海洋写真家(当時)が彼女の海中での様子を見ていわく、

 「な~んか、ワカメがユラユラ揺れてるみたいですなぁ」

 まだ総本数50本にも満たなかった彼女の水中でのバランスのとり方が、巨匠(現在)の目には海藻のように見えたらしい。

 なにしろ与那国での彼女ときたら、流れがけっこうきつかった遺跡ポイントで潜っていたとき、なんとか体を保持しようとつかんだはずの岩が実はカイメンで、藁にもすがる思いでつかんだカイメンとともに剥がされ、

 あ~れ~~~~~

 と叫びつつ無限の彼方まで流れていった冒険王なのである。

 そんな彼女も!!

 あれから十年以上経って総本数69本に達し(十年以上で20本??)、ついにこんなこと↓ができるまでに成長された。




 相棒のS嬢発見のタコとバトルする女、略してタコ女(ジョ)に変身。

 そしてそのタコはもちろん!




 生タコカルパッチョ。
 生前のタコから食前のタコへ大変身だ。

 夕刻、みんなで美味しくいただきました♪




 タコさんありがとう。

 そう、我々人間は、命をいただいて生きている。
 当たり前だけどなかなか気づくことができないこのジジツを実感していただくため、「食育」にまで力を注ぐ類稀なるダイビングサービス。

 ……といいつつ、ここにいる面々は、ただただ明るいうちから飲めるシアワセに浸っているだけだったりするのは言うまでもない。

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