2025年 2月4日(火) 晴れのち曇り
冷たい風 海況不明
午前中はいいお天気で、久しぶりにお日様の光を浴びることができ、日の下にいるとポカポカして心地いい@
お昼頃まで続いていた陽気のなか、本日も大森町駅近辺でランチタイム。
実は初日から目をつけていたお店があって、この日ようやく入店することにした。
そのお店とは…
インドレストラン オアシス。
ラーメン屋さんの2階にあるお店なんだけど、メニュー看板を階段の下に掲げてくれているから、メニューと価格がわかりやすく、ランチメニューはこれまたリーズナブルなお値段。
カレーだけではなくインド・ネパール料理もレパートリーにしていて、ビリヤニにとても惹かれたものの、やっぱりこういう店ではカレーでしょう。
お昼時だったけれど店内は空いていて、入店するとエキゾチックな容姿の優しげなインディアレディが出迎えてくれた。
ランチのセットにはいろいろあるなか、オタマサはカレー1種類とナン、そしてサラダとドリンクがつくAセット@950円、そしてワタシは…
…Cセット。
カレー2種類とサラダ、ナン、ライス、デザート、そして各種から選べるドリンク(我々はラッシーをチョイス)がついて、しめて1030円。
でまたアチコーコーのナンが……
…特大。
いくらかプラスすればプレーン以外にもいろいろある中から選べるナンは、プレーンでも充分美味しい。
そしてカレーももちろん…
…激ウマ。
数ある種類の中から選べるカレー(辛さも6段階くらいの中から選べる)、オタマサは本日のおすすめバターチキンカレー、ワタシは2種類選べるセットなので、バターチキンカレーとマトンカレーをチョイスした。
辛さレベルの最弱は「甘口」となっていたので、そのすぐ上レベルのチョイ辛を選んだのだけど、チョイ辛で我々には程良い辛さ。
これが最上級だったら、翌朝はアスホールがヒリヒリ地獄になるのは間違いない。
チキンもマトンもスパイスが効いていて、本場に行ったことはないけどこれぞ本場のカレーってな味で、ナンに劣らず量はたっぷり、大満足のランチとなった。
ラッシーも美味しかったなぁ…。
おかみさんには初めて来たことを告げていたところ、お会計を済ませた後には、インディアマスターまで出てきてくれて、クーポン券付きのチラシを手渡してくれた。
インディアンポップスなのか民謡なのかわからないけど、あちら風の音楽が流れる店内は、駅前の昼時のお店というのになんだか旅行で訪れた海外の飲食店のような雰囲気に包まれていて、カレーのお味以上のものも賞味できるステキなお店だった。
まさにオアシス。
ありがとうマスター、とっても美味しかったです。
次回訪れることがあれば、インドやネパールのビールとともに、ビリヤニを食べてみようっと(ランチタイムでもビールOKとのこと)。
この日はアフターも少し時間があったので、大森周辺をもう少し広く探るべく、海辺まで遠征してみた。
海辺といっても海を埋め立てまくっている東京湾のこと、実際には運河のほとり的ばしょなんだけど、羽田空港の付け根に近いこのあたりには大森ふるさとの浜辺公園なるものがあって、敷地一杯に建てられた新築ハウスの畳一畳ほどの庭ってな感じのサイズで、ささやかな憩いのスペースがあるのだ。
再び上京して5日目、すでに海切れ症状を発し始めている我々には、川だか海だかわからなくとも水辺が恋しい。
テケテケ歩いていくと、やがて川辺だか海辺の広場が出てきて、そこでは紅白の梅が咲き誇っていた。
うーん…いい香り。
沖縄でも白梅は見られるとはいえ、海辺に梅ってのはいかにも内地っぽい。
そしてこの先にある水辺はこんな感じ。
これと同じコジャレた日よけ設備がこの左側にもズラリと並んでいるところを見ると、人々が水を恋しがる季節には、けっこう大勢の行楽客でにぎわうのだろう。
埋め立て海浜地帯のなかにある畳一畳の水辺で憩えるのだもの、波の上ビーチのような人工物に囲まれまくりの海で盛り上がれるのもナットク。
そんな浜辺には、このような構造物があった。
見るからに海苔養殖のためのものっぽい。
たしかにここに来るまでの道々に昔ながらの海苔屋さんがいくつかあったけれど、だからといってこの規模で海苔養殖ってわけじゃなし、いったいなんのためなんだろう?
その答えは説明版にあった。
なんと、浅草海苔はこのあたりで採れる海苔のことだったのか…。
しかも大森から全国に海苔づくりの方法が広がったというのだから、全国の有名海苔の元の元、元祖も元祖の地じゃないか。
そんな海苔の一大生産地を大いに埋め立てて、いったいニッポンはなにを得たんでしょうかねぇ…
…あ、羽田空港か。
説明でも触れられているように、この浜辺の左端には「大森 海苔のふるさと館」がある。
行ってみようかな…という方は、休館日に当たらないようお気をつけください。
海苔が育つ浜辺には、水鳥たちもいた。
もちろんこのヒトが黙っているはずはない。
ユリカモメやオオバン、そしてカモ類がいたんだけど、この日出会った鳥さんたちのなかで最も盛り上がったのは水鳥ではなく、頭上にいたこちらの方々だった。
ワカケホンセイインコ!
本来は東南アジアに分布しているインコで、水島上等兵の肩に乗っていたのもこのインコと思われる。
ところがインド・スリランカあたりからペット用にたくさん輸入されるようになり、それが日本国内で大繁殖することになってしまったらしい。
そのため都内でもそこらじゅうに群れ飛んでいて、いまではフン害も都民の身近な話になっている…
…ということは聞き知っていたものの、実際に目の当たりにしたのは初めてのことだ。
ライトグリーンのボディは鮮やかで、地べた付近にいたものが5~6羽飛び立った時の様子は、コンゴウインコかとさえ思ったほどの存在感(実際はそこまで大きくはないけれど)。
犬も歩けば棒に当たり、我々が歩けばインコに当たる。
まさか海辺でインコたちと遭遇するとはなぁ…。
明日は何に当たるかな?