2025年 2月19日(水) 晴れ
やや強めの北風 けっこう波あり
夜明け頃の風の強さは前日と変わらない感じだったけれど、だんだんおさまっていく予報だったこともあって、連絡船は久しぶりに通常運航となった。
連絡船が動いている姿を見るのは半月以上ぶり…
…って、この日のワタシは連絡船が来るタイミングでは桟橋に行かなかったから、音を聞いただけでまだ動いている姿は見てないや。
時系列の天気予報では朝から雲マークの連打だったけれど、予報に反して朝から青空が広がって、日中はかなり暖かな一日になった。
それでも早朝まではかなり冷え込んでいたから、朝から日向ぼっこをしているガメ公の体が温まるまでには随分時間がかかる。
体が温まるまでは何もしたくないオーラを発散させているガメ公なので、暁を覚えない春眠状態でずっと過ごすことになる。
ガメ公の日向ぼっこスポットは決まっていて、柵内の右奥が定位置。
その柵の外には、どこかから飛んできたタネが育ったツルモウリンカが繁っていて(現在は手を加えたものだけど)、暖かくなるとリュウキュウアサギマダラたちが卵を産みにやってくる。
でもチョウたちにとっても朝は冷え込んでいたから、まずは体を日に当てて温まる必要がある。
それを見るともなく眺めるガメ公。
でもやっぱり…
…眠いらしい。
この日は昼過ぎになってようやく動き始め、エサをモリモリ食べ始めた。
午前中ずっと機能停止していたとは思えない食欲で、寒い日にしてはちょっと多すぎたかな?という量(昨日のカゴ一杯分とタワーレタス)をほぼ完食。
日が傾くまでは暖かい時間が続くから、その間に消化を促すのだろう。
先日紹介したように、ブロッコリーのメインの花蕾は終了し、レタス類もタワーになってしまっているんだけど、ブロッコリーより少し遅れて収穫時機を迎えるカリフラワーは、やや小さめながらもようやく収穫の時を迎えることができた。
そのカリフラワーを主役に、オタマサ畑で採れた他の野菜ともども…
…温野菜サラダ。
肉類のひとかけらもない野菜オンリー料理ながら、ほどよくトロトロになっているマヨチーズがなにげにやる気系になる。
ところでこの温野菜サラダ、いつもだったらアルミホイルで包まれているのに、今日はいささか装いを異にしている。
実はこれ、いわゆるひとつのクッキングシート。
オーブンシートといえばお菓子作りなどで活躍するもので、日常的にそれほど縁はない……と思っていたら、クッキングシートとは呼び名が異なるだけで機能的には同じものだそうな。
そういう名のキッチン用品が世の中にあることは知ってはいたけれど、埼玉のオタマサ実家に滞在させてもらっていた間、断捨離マスター弟嫁が日常的に使っているのを見て、なるほどこれは便利かも…ということを思い知った次第。
我が家のように夫婦2人だけで暮らしているのであればともかく、家族5人ともなればいろいろ工夫しなければ毎日洗いものだらけになるところ、その点このクッキングシートはかなりのスグレモノだから重宝しているらしい。
で、滞在中こりゃ便利だこりゃ素晴らしい…と毎日言っていたら、申し訳ないことに弟嫁が我が家のために新品を買ってきてくれちゃった(感謝!)。
首都圏のメイクマンこと「カインズ」ブランドの製品。
カインズブランドでも最寄りのスーパーで売られているのか、カインズだけの取扱商品なのかは聞きそびれちゃったけど、50メートルもあるサランラップ級の長尺商品だ。
さっそくそれを使って出来あがった、今宵の温野菜サラダ。
この製品は20分以内なら耐熱250度だそうで、せいぜい200度マックスのうちのオーブンレンジなら、温野菜サラダなどお茶の子さいさいだ。
この機能をさらに進化させれば、モビルスーツの大気圏降下作戦に使えるかもしれない。
これまで使っていたアルミホイルと違い、一度調理したものをそのままレンジで温め直すことができるのも、このクッキングシートの優れたところ。
水は通さないけれど蒸気は適量透過させるというその特性は、その他いろいろな調理に活躍しそうだ。
というわけで、クックパッドではとっくの昔に調理器具として利用することが定番になっているキッチン用品を今さらながら知ることとなって、細い目を大きく見開いているオタマサなのだった。