2025年 3月9日(日) 曇り時々日差し&雨
東の風 おだやか
夏のような快晴ってわけではないものの、春らしいのどかなお天気だったこの日。
例年だったら沖縄方面を通過していくような春の低気圧が、なにかがどうかしたのか九州方面に行ってくれるおかげで、嵐とも無縁でいられそうだ。
寒くもなく暑くもなく、ジジババにとっては快適な季節は、植物たちにとってもステキな環境になる。
なので、先月は絶望的に新芽の生長が追いつかなかったクワの葉たちも…
…瑞々しい新芽が青々と繁っている。
そこかしこのクワがこのようになっているから、ガメ公用の葉の採集もちょっと歩けばたちまち籠一杯ってなもの。
そういう季節に合わせているのか、ガメ公の食欲も先月とはまったく違い、バカの大食い状態になっているから2日分をペロリと食べてしまうほど(↓これで1日分)。
お昼も散歩を兼ねてエサ採りをしていたところ、今日も畑仕事に精を出していたリョウセイさんがちょうど野菜を収穫したあとの帰り道で、
「大根もらうね?」
昨日の今日ではあるけれど、もちろんいただきます!
すると…
…スーパーセクスィ―ダイコン!
というか、オクトパスホールドダイコンというか、奇妙奇天烈な1本をいただいた。
その絡み合っていちゃついているような様子は、沖縄風に言うと「たっくぁいむっくぁい」。
他の大根たちはどれも見事に育っているのに、なぜにこれだけセクスィ部長になるのかというと、この大根の成長を阻害する何かが地中にあったからなのだろう。
昔はトクマツおじいが、こういった逸品を水納小中学校の学習発表会に出品していたものだったなぁ…。
ところで、昨日はたった2週間でものの見事に育っていると書いてしまった大根、リョウセイさんによれば、あれはわざと時間差でタネを蒔いていて、先月間引きしたのは後発組で、昨日今日の立派に育っているほうは先発組らしい。
ウソついてごめんなさい。
まったく話は変わるけれど、島に戻ってきた7日から、とても気になる声がずっと周辺から聴こえている。
十中八九鳥であろうとは思うのだけど、方向はわかっても、地上なのか樹上なのか、どこから声がするのかがまったくわからず、とりあえず声がする方へ近づいてみると、
ピタ…
と鳴き止んでしまうため、いまだにまったく正体不明だ。
便利なネット社会では画像検索ならいくらでもできても、鳴き声検索というのはさすがに…
…あった。
びっくり。
でも今20種類くらいの声を聴いて気が狂いそうになっても、いっこうにビンゴ!に当たらない。
かくなるうえは。
書いている本人とは違い、読者には博覧強記な方々が多い拙日記のこと、そこで声を聴いていただけば、たちまちその正体がわかるに違いない。
そこでこれを書いている今朝(10日朝)、さっそく録音してきた。
背後の工事の音は脳内デリートしてお聴きください。
この声の主はいった誰なんでしょう?
ご存知の方、テルアスプリーズ!
…これで鳥じゃないなんてことになったら、我々は引っくり返るかも。