2024年04月29日
シモフリ父ちゃん・TAKE2。
2024年 4月28日(日) 晴れのち曇りのち雨
南の風 おだやか 水温22度~23度
前日やたらと暑く感じたのは久しぶりに本気で晴れたからだ、とばかり思っていたら、なんと沖縄地方は観測史上4月の過去最高気温になっていたらしい。
そりゃ暑いはずだわ…。
暑さに慣れているはずのワタシですら、庭でちょっと作業をしただけで倒れそうになるんだもの、知覚減衰している高齢者が昔の感覚で何かしていたら、熱中症被害続出になるかもしれない。
そんな暑い気温とは裏腹に、首筋が一気に氷点下にまで下がったであろうボンクラーレ首相…
…と一瞬思ったけど、そもそもあの方はそういう感覚が異常的に欠落しているから、ひょっとすると思いはGW中の外遊のことだけになっているかもしれない。
本人がどうかはともかく、開票開始と同時に当確が出るほどの大敗を喫したにもかかわらず、ボンクラーレ総裁の進退というか責任問題というか、いわゆるボンクラーレ下ろしの声が与党内からまったく上がっていなさそうな気配には唖然とさせられる。
なんかもう自民党って、完全に思考停止状態なんですかね。
であれば、もはや党名表記を「自眠党」に変えた方がよさそうだ。
眠っているも同然といえばマスコミも似たようなもので、国民生活を崩壊させる勢いで凄まじいばかりに進んでいく「円安」状況について、いまだに政府や日銀が何かすれば円安状況が改善されるかのような夢を持ち続けているように見える。
もはや介入とか利上げとか、日本がかろうじて能動的におこなうことができる「なにか」で、なにかがどうにかなる段階はとっくに終わっていると思うのだけど、まだ政策による円安是正を本気で信じているのだろうか。
冥王星方面から来る遊星爆弾によるロングレンジ攻撃によって地球上に放射能が蔓延し、人類が滅亡するまであと1年となった頃に、もしイスカンダルから手を差し伸べられていなかったら…。
艦隊決戦ではまったく歯が立たず、ただ滅亡を待つしかない地球。
そんな状況で、夢を見ているヒトなどいはしない。
ところが円安を伝える今のマスコミは、そういうときでも地球防衛艦隊ががんばれば、ガミラス艦隊などなんとかなると言っているようにしか聞こえない。
ゲンジツを直視すれば、無条件降伏してガミラスの2級市民になるほか道はない。
すなわち政府も日銀も、実は日本の通貨を円からドルに替えようという、アメリカ追従をとことん進めるための壮大な計画を実施中であるということに、そろそろマスコミも気がついたほうがいい。
…ホントにそうだったりして。
さてさて、午後遅くには雨も降りだしたこの日の午前中はなかなかのグッドコンディションで、なんだか梅雨の中休みって感じ。
もちろん海へ。
早めだったこともあって洋上にはまだダイビングボートが他に1隻しかなかったので、遠慮なく行きたいところに行ってみた。
そしてひととおり根を巡ってから、浅いところに戻ってきたときのこと。
もともと「念のため」的に様子を伺いに行こうとは思っていた例のシモフリ父ちゃんの産卵床、でもいくらなんでも卵が無くなってからたった4日で次の卵ってことはないだろう。
ところが現場に近づくと、ひと足先に行っていたオタマサが、そちら方面を指さしている。
ひょっとして?
おお!
産卵床に再びシモフリ父ちゃんの姿が、そしてほぼ同じ場所に、プワプワ揺れる黄色い卵が!
前回発見時よりもさらに真っ黄っ黄っぽく見える。
まさに産みたてホヤホヤなのだろう。
それにしても、卵もシモフリ父ちゃんも消えてからまだたった4日しか経っていないというのに、早くも次の卵だなんて。
同じメスが産んでいるのだろうか、それともオスは複数のメスを傘下におさめ、彼女たちが入れ替わり立ち代わり産卵するのだろうか。
いずれにせよ卵守りのシゴトはシモフリ父ちゃんの役目だから、このペースで何度か産卵を繰り返しているとなると、シモフリ父ちゃんにとってはいわば卵守り月間ということなのかも。
こんなにハイペースで産卵を繰り返すから卵は大量、しかもしっかり父ちゃんが守っているとなれば、そこらじゅうにシモフリタナバタウオ…ってことになってもおかしくなさそうなのに、ご存知のとおりシモフリタナバタウオは、そこまでやたらめったらいる魚ではない。
この卵たちのうち、オトナにまで育つのはいったい何匹くらいいるんだろう…。
そんな確率とか効率とか円安がどうとかいうことにいっさい惑わされることなく、シモフリ父ちゃんは今日も「背中ウニョウニョ」でしっかり卵をケアするのだった。
Posted by クロワッサン at 07:52│Comments(0)
│水納島の海