2025年 3月26日(水) 朝晴れのち曇り
南の風 やや波あり 水温21度
一夜明けて目覚めたら、筋肉痛で体がガタガタ…
…になっているかと覚悟していたのに、意外なことに多少の疲労感はあってもどこもおかしくない。
やはりこれはオタマサ実家での自主トレ(?)のおかげだろうか。
それとも、単に高齢化で痛覚が劣化しているだけなのだろうか…。
ともかくなんともないので、翌日以降の雨の連打の前の最後のチャンスであるこの日を無駄にせずに済んだ。
というわけで、朝から海へGO!
…と書くと、なんだか山へ海へ遊んでばっかりなように思われるかもしれないから慌てて書いておくと、長らく品切れ状態が続いていたTシャツの再入荷をお伝えするなど、いろいろとシゴトもしてるんですからね。
新作Tシャツも近日発売開始予定なので、乞うご期待!
…さてさて、朝方はけっこう晴れていたんだけど、このあとだんだん下り坂になる予報のとおり、だんだん分厚い雲が空の縁辺に見え始めてきて、時々雨もパラつきはじめた。
それでも全体的にはおおむね晴れ間も見えたりする曇り空で、まぁ完全無欠とは言わないまでも、南風で暖かいからまずまずの海日和。
そして海中は、工事現場から離れたところにしたのがよかったのか、ここのところでは最も快適な透明度で、久しぶりに海中にいるコト自体が心地よかった。
そんな春めいた気分が功を奏したのか、オタマサとは違ってこのところウミウシといえばコイボウミウシ系しか目につかなかったワタシのウミウシ節穴目でも、ポコポコポコ…とお馴染みのウミウシさんたちの姿を見かけることができた。
特に探しているわけでもないのに目に入ってくるのだから、本気で探せばきっともっとたくさん…
…と言いたいところながら、その「本気で探す」という行為そのものがクラシカルアイにはそもそも苦行なのだから、ウミウシといえばこのように勝手に目に入ってくるものとしか出会えないワタシ。
一方オタマサは、クラシカルアイ度ではあっという間にワタシを追い越しているにもかかわらず、何度も言うように30度の視野に限ってはヒト3倍の集中力を発揮できるものだから、今日もまたこういうものを教えてくれた。
さてモンダイです、↑この画像のどこに何がいるでしょう?
画面小さめのスマホでご覧になっていればおそらくそれが実物大だから、画像をピピッと拡大して見ないように。
浮遊物がたくさんついてしまってみすぼらしくなっているガヤの一点をオタマサが指さしてくれるものの、ワタシには何かが動いている…くらいしかわからず。
いっそのことすでに撮っているであろう写真を見せてくれと頼んだところ、再生ボタンをポチッと押したカメラの液晶画面を見せてくれた。
その画像を見て、「おお、ハタタテギンポの1種の激チビターレか!」と喜び、ちゃんと正体がわかるように撮ってみたらば…
…それはウミウシなのだった(↑この画像は天地を逆にしてあります)。
1センチほどのものをこんなに大きく撮れるクローズアップ装備ではないので、この画像はもちろんトリミングしてあるのだけど、画面の外にはこういうものも写っていた。
グルグル巻いている黄色いもの、これはやはりこのウミウシの卵なんですかね?
で、このウミウシさんはいったい誰?
図鑑を見ていてもすぐに匙を投げるオタマサにかわり、グーグル先生に尋ねてみたところ、これはどうやら「ホソミノウミウシ」もしくは「ミズタマカヤウミウシ」という、まだ和名だけあって学名が記載されていないウミウシっぽい。
根の片隅にポツンと生えているショボショボのボロボロに見えるガヤをサーチしては、このような小さなウミウシを見つけることは得意でも、それがいったい誰なのかという話になると、たちまち集中力が2歳児級になるオタマサである。
ウミウシは多種多様でコレクションアイテムにもなるから、今さら言うまでもなくダイバーに大人気のクリーチャーとなって久しい。
でも同じ軟体動物でも、各種ウミウシと比べると天使と悪魔ほどの違いがあるものもいる。
まったく歓迎されないどころかむしろ害虫ならぬ害貝認定されている軟体動物が、ご存知シロレイシガイダマシだ。
昨夏のサンゴ白化後、エサを求める彼らが生き残っているサンゴに寄り集まっている…という話はすでに何度も紹介しているとおり。
ただ、年明け後に潜ったポイントのリーフ際では、シロレイシガイダマシの食害痕は見えても貝自体は妙に少なくなっていたので、シロレイシガイダマシバブルもついに終焉を迎えたのかな?と一瞬勘違いしてしまった。
その後違う場所で潜ってみたところ、やはり以前同様にシロレイシガイダマシだらけだ。
はてさて、この密度の違いはいったいどういうことだろう?
ひょっとして…。
…という疑問は、先だってのビーチ清掃作業時に明らかになった。
顔見知りの本島の業者さんと話していた際に伺ったところによると、シロレイシガイダマシ大量発生を受けて、本部町ダイビング協会としても、個々に排除活動をしているのだそうだ。
もっぱら安全停止の時間帯にできる範囲で…とか、ゲストを案内する係ではない船長が…などという具合いに個々の作業ではあるらしいとはいえ、みなさんがそうやってシロレイシガイダマシの大量発生を問題視してくださっていることに勇気づけられたワタシである。
というか、本島から潜りに来ている業者さんのなかには、
「シロレイシガイダマシ?それなんですかぁ?」
なんていうガイドもいるんじゃないか…と疑っていたワタシをお許しください…。
そのシロレイシガイダマシ、みなさんの排除活動が及んでいないところでは、相変わらず…
…ウジャウジャ。
BCのポッケに入る程度の排除をしたところで所詮焼け石に水でしかないかもしれないけれど、枝間に入り込んでいるものならいざしらず、このようにテーブルの上で集合しているものは根こそぎ排除できるから、ともかくすべてBCのポッケに入れてしまう。
これだけでもうポッケはパンパンだ。
依然としてサンゴを食べまくっているシロレイシガイダマシたち、本格的に排除作業をするとなれば、洗濯ネットを3つくらいと長めのピンセットを持って入んないと「成果」は出そうにない…。