クダウミヒドラのエビちゃん。

クロワッサン

2025年04月28日 08:06

2025年 4月27日(日) 晴れのち薄曇り

南東の風 少し波あり 水温21度

 天気予報では雨模様になるはずだったこの日は朝から好天で、午後遅くになってから雲が増えてきたとはいえ、結局夜になっても雨は降らなかった。
 
 まったくのフルフル詐欺。
 
 GWともなると天気予報で客足が左右される業種も多いだろうに、こんないい加減な予報なのなら、晴れか雨かと決めつけず、最初から「?」マークを並べてくれていたほうがよっぽどマシ…という業者さんもきっと多いことだろう。
 
 今日は日曜日なのでゴミ出しの日ではなく、荷物が届く予定もなかったから、朝イチ便の連絡船の到着を待つ必要がない。
 
 朝から南風で暖かいことだし、お天気がいいうちに、久しぶりに早めに海へGO!
 
 早いから洋上にはまだどこのお店のボートもなかったので、チビたちのその後を観に行ってみることにした。
 
 ひところ話題にしていたミッキータッキーは…
 

 …ひとまわり大きくなっていて、ミッキーの耳がすっかりかすれていた。
 
 一時は謎扱いだったタカサゴスズメダイチビターレは、ちゃんと成長していて…
 

 …すっかりタカサゴスズメダイっぽくなっていたものの、サバイバーはついにたった2匹になっていた。
 
 第1弾チビターレたちが数を減らしつつ成長している一方、新人君が現れていて、ウミシダに激チビターレがまとわりついていた。
 

 1センチに満たない激チビターレ、さて誰でしょう?
 

 タカサゴモンダイ出来以前なら、誰だ?どっちだ?と騒いだことだろうけれど、今のワタシにはもう迷いはない。
 
 みなさんにおかれましても、もちろんおわかりですね?
 
 ところで、このところの水温21度の砂底では、このようなクリーチャーがやたらと多い。
 

 クダウミヒドラの仲間ということになっているこのクリーチャー、なんだか太古の海中のような風情もあって昔から気にはしていたんだけど、こんなにポコポコたくさん見られたことがあったっけか…。
 
 記憶にはないから、やっぱ水質の変化なんですかね。
 
 それはともかく、このようなクリーチャーがいたら、それに何かついていないか…とチェックはしてみるんだけど、ワタシが何かに出会えたためしはかつてない。
 
 なにしろクダウミヒドラ自体が10センチにも満たない丈だから、それに何かついていたとしてもクラシカルアイにはキビシイ。
 
 ところがオタマサは視野30度がこういうときに威力を発揮するらしく、このクダウミヒドラにウミウシやヨコエビなどがついているシーンにちょくちょく出くわしている。
 
 この日もクダウミヒドラチェックをしていたオタマサは、そこに何かがついていることに気がついた(以下写真2点撮影:オタマサ)。
 

 茎(?)の部分にピト…とついているのは何だ?
 

 エビだ!
 
 誰だ?
 
 モエビの仲間っぽいけれど、このような刺胞動物専門にくっついているのか、砂底在住だけどたまたまクダウミヒドラについているだけなのか。
 
 撮るだけ撮ったらそれで終わりのオタマサはハナからリサーチする気はなく、手持ちの図鑑では該当者がなく、さしものグーグル先生もお手上げのようで、ビンゴ!画像が見当たらない。
 
 7ミリほどのチビチビエビちゃん、正体をご存知の方はテルアスプリーズ!

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