2024年05月07日
ミニマム&ダブル。
2024年 5月6日(月) 薄曇りのち雨
南の風 波あり 水温23度~24度
連休最終日もまた、冴えない天気予報を覆して日中はおおむねいいお天気に。
あと30分持ちこたえてくれれば、日帰り客もいい思い出だけを胸に島をあとにすることができたろうに、よりによって16時5分前に降り出した雨は、連絡船が到着する少し前に本降りになってしまったのだった。
かくいう我々も、ひそかに今年もサンコウチョウが滞在してはいまいかと、夕刻にガメ公のエサ採りをかねて灯台方面を散歩していたところ、帰り道で雨になってしまった。
幸い本降りになる前に帰り着いたから、ギリギリセーフではあったけれど…。
予報では傘マークが並んでいた午前中はおおむねいいお天気だったから、この日も海へ。
連休最終日ともなればみなさん移動日で、洋上のダイビングボートの数もGWの終了を告げていた。
臨界カラーを確認することができたシモフリエッグ観察は昨日で終了したので、この日はここしばらく訪れていなかった場所に行ってみた。
えーと……ここには何がいたっけ?
あ、アレだ。
そう、コレ。
シカゴ・ホワイトソックス。
とっくにGoneかな…と諦観しつつ久しぶりに訪れてみると意外にも健在で、なおかつオトヒメエビの若い子を引き入れて新ユニットを結成していた。
…という話で終わるはずだったのだけど。
後刻PC画面で写真を観ていたところ、衝撃のジジツに気がついた。
シカゴ・ホワイトソックス、実はその背後に……
…もう1匹いた!
しかも、これまで観たことがない超チビターレだ。
ストロボを当てていればこそ明るく見えるけれど、実際は死サンゴの陰で昼なお暗いところだから、肉眼では大きいほうすらハッキリ見えないくらい。
そのためその奥にチビチビソックスがいることなど、撮っている最中はまったく気がついていなかった…。
気がついていないのだから、たとえ姿は写っていてもピントが合っているはずはなく、↓この程度の証拠写真がせいぜい。
元々いるシカゴ・ホワイトソックスもこれまで観たことがあるなかではけっこう小ぶりだというのに、それよりも圧倒的に小さな小さなホワイトソックス。
よもやの人生最小級、そして人生初のダブル・ホワイトソックスでもある。
オトヒメヤングとの新ユニットなど撮っている場合ではなかった…。
他の場所ではアカシマシラヒゲエビのチビターレがけっこう目につくようになっているところからすると、ホワイトソックスも同じような時期に繁殖期を迎えているのだろうか。
数が少ないのに、いったいどこで…。
ともかく人生最小級&初ダブル、海中で認識できなかったままでは悔いが残る。
まだ居てくれそうな間に、セカンドチャンスは訪れるか?
Posted by クロワッサン at 06:52│Comments(0)
│水納島の海