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2020年09月14日

一生に一度級の普通種。

2020年 9月13日(日) おおむね晴れ

南西の風 少しうねりあり 水温28度

 時系列の天気予報上では雨マークがありつつも、実際はまったく雨に祟られることなく、この日も平穏な1日に。
 
 海中は相変わらずヒトに優しく、このままノーストレスが続けば、誰もが脳内豆腐状態になってしまうことだろう。
 
 でも心配御無用。
 
 やがて緊張状態を必要とする日々がやって来るのは間違いない。
 
 さて。
 
 昨日は種類自体が珍しいベラだったけれど、本日ご紹介するベラは、種類自体はまったく珍しくない。
 
 でも個人的にたいそう盛り上がったのがこちら。
 
一生に一度級の普通種。

 幼魚模様からオトナ模様に変わる途中段階のケサガケベラ!
 
 ちなみにケサガケベラのチビターレは……
 
一生に一度級の普通種。

 黒っぽい地に鮮やかな黄色い点々模様。
 
 それがオトナになると……
 
一生に一度級の普通種。

 「袈裟掛け」ベラに。
 
 似た仲間のモンツキベラやスミツキベラほど多くはないものの、けっして珍しいわけではないオトナはもちろん、チビターレも初夏から夏の間、リーフ際の暗がりなどを覗き込めば、出会う機会はある。
 
 でもその中間段階となると、その状態でいる期間がかなり短いのか、観たいからといってそうそう会えるわけではなく、しかもカメラを携えて潜っている時となると絶望的な遭遇率の低さになる。
 
 変態社会御用達の「ベラ&ブダイ図鑑」でも、ケサガケベラの中間段階の写真は著者以外の方の写真が使用されていることからみても、その遭遇チャンスの少なさがうかがえる。
 
 そんな中間段階と、ついにカメラを手にしているときに遭遇!
 
 ある意味、一生に一度級かもしれない?


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Posted by クロワッサン at 07:17│Comments(0)水納島の海
 
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