2022年09月12日
フィンは友だち。
2022年 9月11日(日) ほとんど雨
東の風 軽石あり
日本国内に統合型巨大リゾート施設を展開させたいお隣の大陸国の企業関係者から、何食わぬ顔で現金を受け取る無節操。
フランスやドイツならカルト教団認定確実の反社会勢力的宗教団体と、選挙支援がらみでズブズブの関係をキープしたまま平気で2度目の知事選に出る無節操。
そして、県知事の立場で外出自粛を県民にお願いしておきながら、自分は親族を集めてBBQをする無節操。
いわば今回の沖縄県知事選挙は、3名による無節操度コンテストのようなものだったのだろう。
中国系リゾート開発企業から金を貰っていた方なんて、そのうえ反社会カルト教団とズブズブの関係をキープしているのだから、出走前からジョッキーが落馬しているようなもの。
使用している車が信じられないくらい高級車で、なおかつ料金は安い、呼んでから来るまでが早い、という運転代行業者があったとしても、そこのドライバーたちが昼間からいつも大酒食らっているんじゃ、利用しようとは思わないものね。
知事選も県議の補選も勝利した一方で、普天間基地を抱える宜野湾市では自公が推す現職が勝利する沖縄。
これをして「新基地建設容認が地元のリアルな声だ」なんてことを言うヒトたちもいるんだろうけど、宜野湾市長選なんて、たかだか一地方の市長選なのにどれだけ国政レベルの大型支援がなされているか。
たしか2度目の県知事選に打って出た統一教会ズブズブ候補氏が現職の宜野湾市長だった際の宜野湾市長選では、新聞広告1面で滝クリのだんなが「普天間基地跡地にディズニーランドを!」なんて超巨大ニンジンをぶら下げていたっけ。
実際はホテルをもっぱらとしたディズニーリゾートの誘致でしかないのだけれど、あたかもディズニーランドができるかのように地元民にミスリードさせる姑息な手法、これも国葬級の偉大な政治家、安倍政権のシゴトですから。
まぁその他の超巨大ニンジンにすぐさまとびつく有権者たち…という「美しい国」を作ったのもまた、国葬級の偉大な政治家のシゴトではあるけれど。
さて。
朝のうちに出ていたこの日の予報では、1日中晴れマークが並んでいたのだけれど、朝から雨が降ってはときおり日差しという、まるで台風前の…って台風はすぐそこにいるんだけど…お天気のようで、やがて雨はときに土砂降りの様相を呈する時間帯も出てきた。
こりゃ天気予報的には「雨」が正解だったんじゃないの?
小さくまとまっていた台風も気がつけば外側は雲だらけになっていて、その雲が本島方面にもかかっているからこういう天気になるのだろう。
でも風はさほどでもなく、連絡船の運航にはまったく支障無し…
…のはずだったのだけど、大潮の満潮位がやたらと高いために、海岸に漂着している軽石が大量に桟橋近辺に流出。
そのままだとこのあと連絡船を桟橋に接岸できないということで、桟橋周辺の軽石を網ですくって排除する作業が行われたようだ。
ようだ…というのは。
実は朝方桟橋の様子を見に行った際、付け根付近に大量の軽石があるのを見つつ、マッハ軽をクルリと桟橋でターンさせたところ、突如タイヤから異音が。
なんか変なモノを踏んづけてタイヤの溝に入っちゃったかな?
…と思いきや、それはタイヤがバーストし、はじけた外側の分厚いゴムがボディに当たっている音だった。
外見は島の軽トラとは思えないほどかなり新しいから、こりゃ当分パンクとは無縁でいられる…と喜んでいたのになぁ。
外見上どれほど溝がしっかりしていようと、ゴムが劣化していたら、カーブなどでゴムに圧力がかかる際に破けてしまうものらしい。
ああ、もう少しゆっくり走らせていたら…(そうとうゆっくりではあったんだけど)。
こんなところでタイヤの空気が無くなってしまったらやっかいなので、急いで家に戻ろうとするも、急ぐとパタパタ音が大きくなって騒がしい。
しかたなくゆっくりゆっくり帰ってから、タイヤを交換しよう…
…と思いきや、スペアタイヤもまた、最初からパンクしていたのだった。
荷台の下部に取り付けてあるスペア、溝の深さその他外見が真新しいからすっかり騙されていたのだ。
困った、タイヤが無い。
日曜日のひとときをお邪魔して古堅自動車社長フルゲンさんにタイヤの手配をお願いしたものの、メーカーごと車種ごとに微妙に異なるタイヤのこと、すぐさまスペアがやってくるはずもなし。
というわけで、日中桟橋方面とはまったく縁遠かったために、そのような作業が実施されているなんてことにもまったく気がつかなかったのだった。
はたして月曜日にはタイヤが届くだろうか?
…ところが、ここにきて台風12号の影響がそろそろ出てくるかも。
これで数日欠航が続いたら、その間ずっとタイヤが来ないじゃん…。
車が使えないからといって、ゲストがいるわけじゃなし、大して困ることはないんだけど、連絡船が欠航しても桟橋脇で潜れたりする絶好のチャンスが到来しても、そこまでタンクや器材を運べなくなる、という不便さはある。
家からタンクを背負って、坂道を越えて歩いていく?
いくらなんでもそこまでは…。
話は唐突に変わる。
平たい死サンゴ石がたくさん転がっている浅めの海底を移動している際にふと振り返ると、足元といっていいほど近いところにこの魚がつき従っていることがよくある。
ご存知アカテンモチノウオ。
いったいそんなところで、彼らは何でそんなところにいるのか。
それは…
ダイバーのフィンが海底を浚ったあとに出てくる小動物ゲットのため。
海底の石の下に潜む小動物に目がない魚たちにとって、エレガントに中性浮力を保てるベテランダイバーはまったく役に立たない。
一方、海底に這いつくばってなにやらを撮影している方々や、中東の砂嵐級の爆煙を巻き上げながら泳いでいるビギナーダイバーの方々なら、それは彼らにとって格好のフードプレゼンターになる。
同じく海底の小動物を好物にしているマダラトラギスも、アツい視線を送ってきているのがわかる。
フィンに対してアカテンモチノウオがどのような反応をするか、実験してみた。
あいにく目当てのエサは出てこなかったようながら、フィンが海底に接するや、目ざとく反応してサーチするアカテンモチノウオ。
自分より遥かに大きなダイバー、そしてフィンなどまるで意に介さず海底を物色する様子を観るかぎり、そうとう味をしめているものと思われる…。