2025年01月03日

ああ 夢よ 良き友よ。

2025年 1月2日(木) 朝雨のち曇り

北東の風 やや波あり

 前日までの天気予報によると、正月2日は曇り空ながらも海況はまずまずになりそうということだった。
 
 これは早々に潜り初めのチャンス!
 
 …というつもりでいたところ、目覚めてみれば朝からシトシト降っていた。
 
 さすがに正月からこの天気で海に行くのはなぁ…。
 
 せっかくやる気になっていたというのに、いきなり出鼻を挫かれ、結局昨日同様グータラ正月に。
 
 すると連絡船の朝イチ便が着いた頃に、買い物をするなら今日のうちに…という船長からのお達しがあった。
 
 翌日からはそれなりに北風が吹きそうな予報で、それがしばらく続くことが見込まれているからだ。
 
 5日にはそれがおさまりそうながら、その次の日からまた北風の日々になるようで、昨年末に予想していたとおり、新年もやはり海況的にはグダグダの日々になりそうだ。
 
 それはともかく、たとえ5日に連絡船が運航したとしても日曜日のこと、郵便物は届かない。
 
 そして続く6日、7日と欠航が続けば、元日に届かなかった年賀状たちは、松の内が終わってからのんきに「あけまして…」なんて言いながら届くことになる。
 
 数年前にゲストの皆さんへの年賀状じまいをお伝えしたけれど、いただいた賀状には返信をしている。
 
 でも次に届くのは早くて7日以降となると、こちらからの返信は相当遅くなると思われる。
 
 まぁ水納島ほどではなくとも郵便事情が悪化の一途をたどっているこのご時世のこと、年末ギリギリになってから年賀状を出せばそーゆーことになる、とご了承くださいませ。
 
 さてさて、冴えない天気でグータラ正月になってはいるんだけど、このお正月に懐かしい友が帰ってきた!
 
 帰ってきた友とはほかでもない、彼だ。
 
ああ 夢よ 良き友よ。

 ダニエル氏。
 
 長らく毎月1本のお付き合いを続けていたのだけれど、一時は税込2000円を切ることすらあったというのに、この円弱禍のせいかアサヒビールとの販売契約が終わったせいか、ここにきて一気に3000円近くまで跳ね上がってしまった。
 
 ちなみにオンラインショップでは2000円少々で売られてはいる。

 ただしたとえ販売価格は2000円ちょいでも、その傍らには小さな文字で、
 
 「+ 送料2,090円(沖縄県)」
 
 と記されていたりするから、アホらしいて買ってられるかいッ!と思わず画面にツッコむことになる。
 
 なのでスーパーその他店頭で購入するのが一番安上りなのだけど、毎月家計からダニエル氏一本分を出してもらってのお付き合いだったのに、3000円弱となるとさすがに権利を行使してもいられない。
 
 仕方なく家計にまだ優しい国産ウイスキーを代用するほかなくなってしまった。
 
 でもお正月くらいは…。
 
 と、お小遣いから千円出すからダニエル氏を…とオタマサにおねだりしたところ、交渉成立。
 
 こうしてようやく再会を果たすことができたのだった。
 
 久しぶりに味わるダニエル氏、やはりこの味は他で代用は効かないなぁ。
 
 ところで、目ざとい方はすでにお気づきと思うけど、このダニエル氏、実はいつものボトルとはちと違う。
 
ああ 夢よ 良き友よ。

 なんと1リットルボトル。
 
 通常は700ミリリットルだから、けっこうデカい。
 
ああ 夢よ 良き友よ。

 ウソです、これはコンビニなどで売られているミニミニボトルとの比較。
 
 一瞬でも信じかけた方は、素直過ぎる自分をもう少し鍛え直す1年にしてください。
 
 ここまで極端な差はなくとも、やはり700ミリリットルと比べればでっかく、もちろんお値段も高い。
 
 ところが名護のAプライスで物色していた際に傍らにいたオタマサが頭の中でピピピピ…と計算した結果、1リットルのほうがお得だ、と言い出した。
 
 そりゃお得はお得だろうけど、ワタシは千円しか出さないよ?
 
 それでもなぜかオタマサは、お得感に吸い寄せられるようにして1リットルボトルセレクトを許してくれたのだった。
 
 キツネにつままれたような気分になりつつも、こうして増量ダニエル氏が我が手に。
 
 それが年末の買い出しでのことだったので、今日までずっとガマンの子だったワタシ。
 
 ~♪ もういくつ寝ると お正月~~
 
 という気持ちを久しぶりに味わえた年末なのだった。
 
 下駄を鳴らしてやってきた「ヤツ」と旧交を温めたあとは、本日のメインディッシュ。

ああ 夢よ 良き友よ。

 郵便サンタさんからいただいた例の本ソーキ、ついに登場。
 
 ソーキときたらソーキ汁だろ?ってところながら、元日に大城さんから激ウマやる気系ソーキ汁をいただいちゃったので、本日はオーブン焼き。
 
 煮込み料理と違って肉から何も味が逃げていないから、これがまた全身ギャートルズあたりまで先祖返りできる旨さがほとばしる。
 
 こういう料理であれば、一切れ一切れがもっと大きいほうが食べでがあるってところだけれど、そもそもソーキ汁想定でいただいているからカットサイズはおのずと決まっているのだった。
 
 ソーキ汁はそう続けざまに食べるものでもないとなれば、次回もこういった焼き系料理になるかな?本ソーキ(まだまだある♪)。
 
 ああそうだ、大城さんからいただいたといえば、師走の大御馳走も忘れてはいけない。
 
ああ 夢よ 良き友よ。

 ヤスシさん特製スペシャルお寿司♪
 
 普段の民宿でこういうモノが出ることはまずないだろうけど、もともと居酒屋でこういう物をチョチョイノチョイと作っておられただけに、その腕前はど根性ガエルの梅さん級といっていいヤスシさん。
 
 タマンらしき白身の上に、可憐な高山植物のような風情で柑橘女王産柚子(お裾分けしました)をすりおろしたものが乗っているあたりの芸の細かさは、ひょっとすると梅さんには無いかもしれない?
 
 これがまた相性抜群で、もともと県内では高級白身とはいえ、なんだかそこに品が備わったような味わいになっていた。
 
 いやあ、美味しかったなぁ。
 
 まあそれにしても、グータラしているというのにグゥの音も出ないほどの御馳走まみれ、しばらくヘルスメーターに乗るのはやめておくことにしよう…。


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