2012年08月23日
イナズマ。
2012年 8月22日(水) 雷雨
東の風 波あり
アメリカーの台風情報では、15号の進路が日を追うごとにヒタヒタと本島に近づいてくる。
一方14号は、なにやらクルッとUターンする進路予報に…。
はたしてどういうことになるのやら。
そんな台風とはまったく無縁だったお盆期間には、いつもとは違って実に真摯に海の生き物と向かい合うゲストもお越しになっていて、ゆんたくタイムはまるでダイビングサービスのようにちゃんとしたロギングタイムになっていた。<何屋のつもりでいるんだよ。
その際、図鑑をご覧になっていたゲストが、
「これっているんですか?」
となにげに図鑑を指差しつつお尋ねになった魚は、イナズマタテガミカエルウオだった。
似た仲間のミノカエルウオやアミメミノカエルウオ、タテガミカエルウオならこれまで認識したことはあるけど、件のイナズマタテガミカエルウオは観たことがない。
観たことがないです、と応えておいた。
その翌日。
カメラを持ってリーフの浅場をさまよっていたところ、見慣れぬ姿が。
あれ?もしかして??
近寄ってみると………
イナズマタテガミカエルウオ!!
なんだ、フツーにいるんじゃん。
ところが後刻図鑑を改めて見てみると、「日本では稀種」って書いてあるじゃないか。
これまで目にしたことがなかったのも無理はないってことか。
というか、たまたま前日話題に上ったその翌日に目にすることができたのは、いうまでもなく「話題に上った」からこそ。
この手のカエルウオは、カメラを向ける前に逃げちゃうつれない子が多いので、いつもはたいていスルーするところ、この日はいつになくチェックしていたのだ。
きっかけを与えてくださったMさん、おかげさまで水納島で観られる魚がまた一種増えました♪
ちなみにMさんは残念ながらこの日はお帰りの日だったので、観ることはできなかった。
次回じっくり探索してみてくださいね。
Posted by クロワッサン at 08:23│Comments(0)
│水納島の海