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2013年08月30日

台風中は「17才」。

2013年 8月29日(木) 晴れ!

南の風 時化模様 水温28度くらい

 それなりに発達するようだから、翌日には強風域がドドンとジャンプアップしてけっこうな時化になるのでは………

 ……という大方の期待(?)と覚悟を裏切り、一夜明けると台風予報は手のひらを返したようにしょぼくなっていた。

 実際この日一日で、台風はどんどん萎んでいったではないか。

 あのあたりの緯度の洋上にいながら萎んでいくだなんて、どういうメカニズムなんだろう???
 やはり相当な干ばつモードになっているに違いない。

 台風情報も気象予報も随分緩和され、これが近くを通る台風でさえなければ、連絡船は余裕で運航しただろう。
 が、珍しく前日のうちに関係各方面にこの日の欠航を通達していた水納海運としては、いまさら「出します…」というわけにもいかなかったに違いない。
 というわけで朝イチで島を出たあと、予定どおり欠航となった。

 すると……

台風中は「17才」。


 ~♪誰もいない海  二人の愛をたしかめたくて~~~

 な海が目の前に。
 ダイバーならずともドボンと飛び込みたくなる世界が広がっている。

 桟橋脇には今、ミズンが群れている。巨群が桟橋の東側にいたので覗いてみると……

台風中は「17才」。


 密集隊形。
 これらを餌にするカスミアジやギンガメアジのチビたちが、ひっきりなしに襲い掛かっていてもなお、巨群はずっと維持されている。

 南風がそれなりに強いので、桟橋の東側はけっこう濁っていた。
 この群れが西側、つまり普段うちの船を留めている側に来てくれればいいのになぁと思いながら西側まで行ってみると、こちら側にも群れがいた。

 西側は桟橋で波が遮られているおかげで水は透明で、これまたとても台風欠航中とは思えないのどかな雰囲気。

台風中は「17才」。


 ~♪青い空の下 二人の愛を抱きしめたくて 
          光の中へ 溶けこんでみたの~~~~

 そしてビーチの定番といえば……

台風中は「17才」。


 ~♪空も海も みつめる中で~~~~ 

 桟橋脇にしろ、誰もいないビーチにしろ、台風欠航中で、しかもいいお天気じゃないとなかなか機会がない。
 そういう意味では、この日は千載一遇のチャンスだった。

 「台風のときくらい休んでいればいいのに」

 という理性の声も聴こえなくはない。
 でも!

台風中は「17才」。


 ~♪私は今 生きている~~~


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Posted by クロワッサン at 08:17│Comments(0)水納島の海
 
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