2015年11月23日
ミニマムサイズ。
2015年 11月22日(日) 晴れ
北東の風 おだやか 水温25度
昨年の今頃の拙日記を見てみると、昨年11月も後半はかなりいい天気が続いていたようだ。
いつの間にか11月って………「いい時期」になっちゃんたんでしょうか。
それでも水温を比べてみると、今年の方がかなり温かい。あ、ちなみに内容が海ネタじゃなくても、上の海況欄に水温表示があるときは、その日潜っているってことですからね。
その差は1~2度ながら、何度もいうように水中での1、2度の差、それも25度以下の場合はかなり体感に影響するから、23~4度と25度の差には、準決勝韓国戦における先発大谷とその後の救援陣なみの違いがあるのだ。。
それは魚たちも同じなのか、昨年同様夏っぽさを残しつつも、その動きはさらに活発であるように見える。
相変わらずいるところにはスカテンその他の小魚が群れているし、リーフ際はにぎやかだし、これだったらワイドレンズでいいよなぁ……といささかの未練を残しつつ、このところずっとマクロレンズを携えているワタシ。
が。
今日ばかりはそれで正解だった。
というのも、ワイドレンズを携えていたらけっして間近で観ることはなかったであろう岩肌に、こんなのがいたのだ。
これはおそらくクマドリカエルアンコウのチビターレ。
チビターレといっても個人的発見可能領域の限界ギリギリのチビターレで、なにしろ傍にいたロボコンことアナモリチュウコシオリエビ(小)と比べると、こんなサイズでしかない。
撮影:オタマサ
…といっても、ロボコンをご存知ない方はサイズの比較のしようがないだろうから、例によってわかりやすく………
……対人比。
人差し指の爪ほどの大きさすらないチビターレなのだ。
ハナオコゼや本家カエルアンコウの極小サイズはこれまでにも見たことはあるけれど、クマドリちゃんのこのサイズは人生最小級の出会い。
もしフィッシュアイレンズ装備でこんなチビターレを見つけてしまおうものなら、マグニチュード10級の地団太を踏んでいたに違いない。
沖縄のためにも海のためにも、マクロレンズのままにしておいて良かった良かった。
はたして来シーズンまで同じ場所に居てくれるか。
それはあり得なさそうながら、これからも時々チェックしてみることにしよう。
Posted by クロワッサン at 07:42│Comments(0)
│水納島の海