2017年02月24日
見切り発進。
2017年 2月24日(金) 晴れ
北西の風 波あり(ただし沖縄ではありません)
JALといいつつ、正確にはJTA利用で窮地を脱した我々。
いずれにしても、JALグループの飛行機に乗るのは実に久しぶりのことで、微妙に異なるANAとの違いに戸惑った。
戸惑いつつも、機内誌をパラパラ見ていると、なんだかやけに興味を引く記事ばかり。
…と不思議に思いかけたのだけど、乗っているのはJTA機で、機内誌は沖縄ローカルネタ満載の「コーラルウェイ」なのだから不思議でもなんでもなかったのだった。
さて、こうして無事に那覇を飛び立つことができたのはよかったのだけど、経由地での乗り継ぎ便は再びANA管轄の便。
それが全日空の直々の運行便であればなんの問題もなかったのだけど、あいにくコードシェア便で運用はANAではないため、那覇空港でJALに預けた荷物を、いったん経由地で受け取り、その後改めて搭乗手続きをしなければならない。
ご存知のとおり、ある程度大きな空港ではANAとJALのカウンターの位置は、同じターミナル内でもかなり離れているため、いったん荷物を受け取って外に出たあと、ガラガラゴロゴロキュルッキュルッ(最後の音は、スーツケースの使用が久しぶりでコロコロがうまく動かないため)と荷物を引きずって移動するのに難儀した。
しかしそんなことは、このあとに控えていた晴天の霹靂…というか、荒天の皺寄せに比べれば、なんてことはなかったのだ。
というのも、改めてANAのカウンターで荷物を預ける手続きを済ませたところ、カウンターのおねーさんが、何やら言いにくそうに教えてくれたのである。
そう、目的地の悪天候のため、我々が乗る予定の一つ前の便は、出発はするものの場合によっては戻ってくることになるかもしれない、という案内のもとで離陸待機中ということを。
我々が搭乗予定の便にはまだその案内は来ていないものの、現在のところまったく予断を許さない状況なのだとか。
たしかに前線を伴う低気圧が午前中に通過するような天気図の流れであることはかろうじて知ってはいたものの、まさかそこまで大変な事態になっていたとは。
それは日本じゅうのことだったようで、出発の遅れを知らす案内などザラで、欠航が確定している便もあれば、悪天候のために到着地の変更を余儀なくされる場合もある、というアナウンスがいろんな便についてながれていた。
それにしても、岩手の空港が無理だったら仙台空港に着陸します、というのはわかるのだけど、札幌行きの便は、札幌がダメだったら羽田に変更します、ってあんた、東京でその先どうしろと?
などと他人の心配をしている場合ではなかった。
本来であれば8時過ぎに出発予定だった、我々が乗る予定の一つ前の便は、なんと4時間近く遅延ののちに、引き返すかもという条件付きのまま出発。
そして我々が乗る便も40分ほど遅延、くわえて、いざとなったらまったく別の空港におりるかもぉ、なんて言い始めているではないか。
百歩譲って引き返してくるのならもしもの場合の予定もたてやすいけど、そんなところに連れていかれて「じゃあ!」って放り出されても…。
というわけで、離陸することは確定したものの、はたして我々はどこに到着することになってしまうのか。
波乱含みのまま、いよいよテイクオフの時を迎えたのであった。
Posted by クロワッサン at 17:13│Comments(0)
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