2017年07月21日
北のマスター、南海に敗れ去る。
2017年 7月20日(木) 晴れ
南西の風 おだやか 水温27~29度
ご滞在最終日を迎えた仙台チームのTさんご夫妻は、この日ついに100本記念ダイブ!!
ご夫婦でともに歩まれてきた長い道のりに、ひとつの金字塔が打ち立てられるのだ。
通りすがりに(?)本数のキリ番を迎える方は数多いけれど、当店での体験ダイビングを経てダイバーになったTさんご夫妻の場合はその96パーセントが水納島で、100本を迎えるまではとにかく他所では潜らない、と頑ななまでの鉄の意志で到達されただけに、同じキリ番記念でも当店的有難味は相当なモノがある。
そんなTさんご夫妻の100本記念を祝うべく、まずは恒例の…
CROISSANT'S ORIGINAL BREW 缶を進呈。
Tさんご夫妻、100本達成おめでとうございます&ありがとうございます!
今後は世界中の海も潜り倒してくださいね。
そんな100本到達を記念し、仙台チームwithウロコムシで「100」のオブジェを。
おお、わりと100に見えてる!!
肩車をして「1」を作っているTさんご夫妻もさることながら、「ゼロ」の曲線を懸命に形作っているS嬢の健気なポーズは感動的ですらある。
また、まだCカード講習を修了したばかりで、ご経験本数がヒトケタでしかないOさん@札幌さんはさぞかし苦労なさったろうけれど、そうです、これもダイビングなんです。
そんなOさん@札幌さんが懸命にゼロになろうと頑張っておられるというのに、「with」のウロコ氏ときたら。
「100」を主体にしたいのだから、画角的になるべく狭い範囲で集合していただきたいところなのに、よりによってその方向で寝そべられたら、写真中の「100」が小さくなっちゃうじゃないか。
こういう時こそピリオドのように末尾にケツだけ出してくれていればいいものを、まったく機能していない「with」なのだった。
そんなエポックメイキングなイベントがある日となれば、もちろんのこと夜の宴もお祝いの席になる。
酒のプロフェッショナルからワインオタクからただの酒飲み(?)から様々な方々がお酒を持ち寄ってくださっているから、宴席は普段ではありえないほどの各種お酒選り取り見取り状態になっているなか、この日のためにとTさんご夫妻に贈呈すべく、がんばるオジサン!ご夫妻もまた高級国産ワインを先日置き土産にしてくださっていた。
そんながんばるオジサン!ご夫妻に、お礼の気持ちを込めてみんなでメイクを施して記念写真。
ア………アヤシすぎる!!
まるで一族全員がスケキヨになった犬神家のようなアヤシゲな集団。
この日の最終便で島にご到着し、初対面のみなさんといきなり最初の夜からこんなことをする羽目になっているIZUMI君も、なにげにけっこうノリノリだ。
このお面、普段の我々にはまったく縁が無いけれど、みなさんはよくご存知の化粧水のパック。
ただ白いウェットティッシュのようなものを顔に当てているだけなのに、まったく誰だかわからなくなるから面白い。
これが北のマスターだなんて、いったい誰がわかるだろうか。
こんなお姿を見られちゃったら、杜の都のBar KOSHIのカウンター席から、お客さんが3人くらい転げ落ちるかもしれない。
このようにして別人キャラになって写真に写っちゃうのが近頃仙台チームで流行っているようで、ご滞在の先々でこうして変態集団化して遊んでおられるらしい。
そんな最新モード(?)で感謝を込められても、がんばるオジサン!さんもお困りに……いや、一緒に参加できないことを悔しがっておられるか??
がんばるオジサン!さん、仙台で洗礼を受けてくださいね。
そんなアヤシイ集団は、海の中でも妖しかった。
砂底で輪になって、いったい何をしているのか。
実はこれ、那覇までの道中のレンタカーの運転を、誰が担当するのかを決めるための集会である。
運転手になれば朝からビールが飲めない、という決定的なハンディキャップを背負うのがイヤなみなさんが、本気になって挑むドライバー決定方法とは………
海中棒倒し!!
そこまで運転がイヤか、というくらいにみんな本気になって勝ちに行っているなか、決定すべき運転手2名のうち、最初の敗者はO嬢に。
エントリー早々にマダラトビエイに出会えた時には力強いガッツポーズを見せていたO嬢、まさかその後にこのような禍福の繋がりが待っていようとは夢にも思っておられなかったことだろう。
残る1枠を巡り、引き続き熾烈なバトルが繰り広げられた中、敗れ去ったのはこの方だった。
北のマスター、南海の海底に敗れ去る……の巻。
ああ、翌日の朝ビールを奪われてしまった北のマスター。
明日は1日、まるでスケキヨパックのような虚ろな表情でドライバーになっておられるに違いない。
……って、これを書いている朝、すでに飲んでたりして??
そんなこんなで、Tさんご夫妻の100本記念ダイビング込みの仙台チーム夏の水納島オトナの修学旅行は、こうしてにぎやかなうちに幕を閉じるのだった。
杜の都のエレガントな(だんだんアヤシクなってきたけど…)皆様、また来年お会いしましょう!!