2017年10月24日
なし崩し的ジ・エンド?
2017年 10月23日(月) 晴れ一瞬雨パラパラ
北東の風 時化模様
台風は本土まで到達したものの、大陸から張り出してきた高気圧が冬の季節風を吹かせ続けていたため、この日も風は強く波は高いまま。
連絡船は夕方の最終便で4日ぶりに戻ってくるのが精一杯だったから、日中は台風対策の後片付けをするのにもってこいの1日となった。
そして午後になると、石畳の坂道やシャワー・トイレ棟の砂除去の共同作業があり、堆積したパウダーサンドは……
ほぼほぼクリア。
人海戦術ってすごい……というほどの人数がいたわけではないんだけど、とにかく道に溜まった砂も含め、約1時間で片がついた。
一方、桟橋上に溜まった砂は……
班長ヤスシさんがユンボで排除。
人海戦術も凄いけど、重機のパワーは半端ではない。
ちなみにこのユンボは水納班が購入したもので、燃料代ももちろん水納班購入のもの。
町道である石畳道にしろ、本部町の建造物であるシャワー・トイレ棟にしろ、砂除去作業に賃金が出るわけではないし、ユンボの使用料なり作業料なりが役場の担当部署から出るわけでもない。
桟橋周辺の維持管理を担当する港湾の管理部署であれ町道を管理する部署であれ、担当課長なんてデスクで1日鼻くそをほじっているだけで給料が出ているであろうことを思うと、なんだか腹立たしい。
彼ら1人分の年収でもっと遥かに立派なユンボを購入することができるし、彼ら1人分の退職金だけで、道路上に砂が溜まるそもそもの原因である桟橋脇に溜まった砂を、いったい何度移動できるだろうか。
予算が無いと言って何もしないことが仕事になっている彼らに支払われている給料は、無駄な税金の使い道の最たるものなのかもしれない。
ともかくこうして溜まった砂を除去すれば、連絡船復旧後はまたお客さんに快適にご利用いただける。
そしてもちろん、大勢の日帰り客を連れてくる本島日帰り業者のみなさんも、快適に仕事ができるのであった。
そこだけ考えると、なんだか無性にやるせない……。
ところで、作業ついでに桟橋脇に溜まった海底の砂を再び確認してみた。
この日の朝までは絶望的に溜まってしまっているように見えていたんだけど、まだ満潮時のため、砂が撹拌された白い水のためにそう見えていたようで、ある程度潮が引いてから見てみると、砂の堆積は思いのほかギリギリのところで堪えていた。
これだったら、まだうちのボートを泊められるかも。
…と安心しかけたのも束の間。
南の海上から迫る、新たなる脅威。
数日前の気象庁の予報では、このまま衰弱する見込みですなどと甘々な予想をしていたけれど、その間もしっかり台風まで発達して北上すると予報していた米海軍台風情報を真似るかのように、この日になってようやく台風まで発達、そして北上する予報に変わった。
それでもまだ甘そうな日本の台風進路予想に比べると、アメリカーの予想は再び大東島付近を通過する見込みになっている。
となると。
あらかじめ休みにしてあった26日こそ一時的に気圧配置は緩みそうながら、25日はまた時化る予報だし、27日以降は台風が接近してくるし……
あれ?
クロワッサンのシーズンはすでに終わっている??
月末には今シーズン最後の賑わいをみせるはずだったのに、どうやら獲らぬ狸になりそうな気配が濃厚だ。
みなさん、また来年お会いしましょう……。
…って、その来年がどうなるか。
せっかくギリギリのところで踏みとどまってくれた砂の堆積。
すでにビーチ上の供給源はほぼほぼ無くなってはいるけれど、さらにこのあと同レベルの台風が同じ風を吹かせまくったら、いったいどうなることやら。
現在のまま推移すればともかく、来たる台風でどうなってしまうか微妙なので、結論はペンディングということでご了解ください。
Posted by クロワッサン at 07:22│Comments(0)
│日々の作業