2022年11月17日

プレミアム祭り。

2022年 11月16日(水) 曇りのち時々日差し

東の風 波あり 水温26度くらい

 どんより曇り予報だったこの日はいい方向に予報がはずれ、昼前からときおり日差しも出るいい日和になった。
 
 この日修学旅行に来ていた子たちは、きっとみんなおりこうさんなのだろう。
 
 でもそんないい日和を修学旅行生(と日帰り業者)に独占されるのもちょっぴりクヤシイので、修学旅行生たちが14時30分の臨時便で島を発つのを見計らい、桟橋脇からエントリーした。
 
 先日オタマサが撮っていたウオビル付きのカモハラギンポが、このエントリー早々の桟橋脇で泳いでいた。
 
 そのすぐ近くで、桟橋のコンクリート壁に張り付いているソデカラッパを発見。
 
 何をしようとしていたのかは不明ながら、カメラを向けると嫌がって……
 
 
 
 …砂中に消えた。
 
 その後念のために例の魚の存在をチェックしてみたところ、以前紹介した小さいほうと思われる子は健在だった。
 
プレミアム祭り。

 光沢部分は前回と同じ指示棒。
 
 見た目はちょっぴり大きくなっていた気がしたので3週間前の写真と比べてみると…

プレミアム祭り。

 あら、相当大きくなってる(もし同じ個体なら、だけど)。
 
 数日前にオタマサが潜った時にも姿が見えなかったという大きいほうは、この日も見られなかった。
 
 季節が変わり、無防備な各種幼魚たちがチョロチョロしなくなり、エサゲットの効率が悪くなったから場所を移動したのだろうか。
 
 エンマゴチ大を探しがてら、前回ギチベラチビターレやスミツキトノサマダイチビターレがいたところを訪ねてみたところ、ギチベラはいなかったけど、スミツキトノサマダイチビターレは健在だった。
 
 この日は他の場所でももう1匹いた。
 
 やはり今年はチビチビの数が多いのだろうか。
 
 サーチ頻度の違いだけかもしれないけれど、セグロチョウのチビターレにポコポコ出会えた年もあったのに、今年はこれまでまだ1匹も観ていない、ということもあるから、やはり年によって異なるのだろう。
 
 そのスミツキトノサマダイチビターレを観ていたら、ミナミハコフグとノコギリハギのチビターレが、用心深そうに一緒にこちらを様子見していた。
 
プレミアム祭り。

 ミナミハコフグは麻雀で使うサイコロよりほんの少し大きいだけのチビチビだったから、「おっ!」とばかりにカメラを向けると、すぐさま逃げ去るミナミハコフグ。
 
 緊張していたのか、思わず…
 
プレミアム祭り。

 プリッとおもらし。
 
 大きなうねりが入ってきているわけではなく、小潮ということもあって流れは皆無だったから、そのまま桟橋の先っちょまで行くと…
 
プレミアム祭り。

 サザナミヤッコの幼魚がいた。
 
 もうそろそろオトナ模様が出始めそうなサイズだったから、2ヵ月前なら激チビターレだったろう。
 
 あいにくそんな季節の「いい日和」に、こんなところを潜っていられないけど…。
 
 そのまま防波堤方面まで行けば、そこには広大な…というといささか大げさながら、海水浴場内や桟橋脇を含めた桟橋~防波堤~突堤に囲まれたエリアの中で最大のサンゴ群落がある。
 
 これについては明日触れることにして、そこで出会ったのがこちら。
 
プレミアム祭り。

 先日劇的に更新したばかりの人生最小記録を、早くも刷新するニセフウライチョウチビターレ。
 
 海中で3センチほどに見えたから、実際は2センチちょいってところだろう。
 
 少し離れた別の場所では、先日観た子と同じくらいのチビもいた。
 
 ニセフウライチョウのチビターレにはこれまでずっと出会えなかったというのに、今年はもう3個体目だ。
 
 スミツキトノサマダイ同様、当たり年ってことなのかな?
 
 その他、チビではないけど人生初遭遇の魚にも出会え、パラダイスサンゴ群落を後にしようとしたその時、目の前に違和感アリアリのチョウチョウウオ系の姿が。
 
プレミアム祭り。

 なんじゃこりゃ、劇的に珍しい種類か?
 
 と、ゼロコンマ3秒ほどアドレナリンが湧きたちかけたものの、よく見ればアミチョウだ。
 
 ちなみに反対側はノーマルな色味だった。
 
 魚たちに特有の「側線」と呼ばれる部分が傷つくと、体の色味がヘンテコになる…という話を昔どこかで読んだか聞いたかした記憶がたしかなら、このヘンテコアミチョウもきっとそういうことなのだろう。
 
 午後2時半から最大水深3メートルで潜っていたら、エキジットする頃にはもう4時半。
 
 タンクや器材を片付けてマッハ軽を水洗いし、ひとっ風呂浴びたらもちろんビールタイム。
 
 乾いた喉に浸み込むビールがたいそう美味い!
 
 やっぱこういう時はオリオンビールですな。
 
 そうそう、オリオンビールといえば、今年発売されているオリオンビール・プレミアムがたいそう美味い。
 
プレミアム祭り。

 世の中プレミアムばやりでなんでもかんでもプレミアム化しているけど、そのほとんどがさほどプレミアムじゃないのとは違って、コイツはホントにプレミアム。
 
 高級酒75ビールほど高くないから、6缶パックをお小遣いで気安く変えるスグレモノだ。
 
 まだお試しになっていない方は是非。
 
 あ、そろそろ、これより美味しい気がする「いちばん桜」の季節かな?
 
 と思ったら、いちばん桜にもプレミアムが…。
 
 ここまでネーミングとしてのプレミアムがインフレ状態になってくると、なかには実質便乗値上げで中身は元のまま、なんてのも出てくるんじゃなかろうか…。


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