2022年11月29日
ナイブズ・アウトのアナ。
2022年 11月28日(月) 大雨のち晴れ
南東の風 波あり
一昨日こそ午後から欠航になったものの、今月は全般的には安定運航の連絡船。
おかげで定期的に本島まで買い物に出かけられるので、我が家の食糧事情も安定している。
朝方の嵐で運航が危ぶまれたけれど、8時過ぎにはおさまり、本日も秘密基地泊で買い物ついでにお出掛けすることができた。
前回味を占めたギネスビールエクストラスタウトを再びイオン名護店で買い求め、午後からのちょっとした作業のあと、風呂上りに1杯(もちろん2本分)。
これからはマンデースタウトと名付けよう。
…名付けた途端に、来週月曜日は欠航か?
どうやら30日は大陸の高気圧がようやく出番登場とばかりに大ハリキリになるようで、本格ストロングタイプの時化模様になりそう。
長引くことはなさそうながら、その後は間隔がやたらと短いローテーションで次々に荒れそう。
マンデースタウトを実現するためには、大量に買い込んでおかねばならない…。
話は変わる。
先日とある方から、各種映画のDVDを多数いただいた。
誰もが知っているメジャー作品のほかに、魅力的な出演者の顔ぶれのわりにはまったくノーマークだったものがあった。
もっとも、ここ数年は「トップガン・マーヴェリック」以外劇場まで観に行っていないから、劇場予告で存在を知る機会がないし、民放はほとんど観ないので映画のテレビCMも目にしない。
もともと映画情報は観終わったものについてのみ触れるようにしているから、最近の作品はほとんどがノーマークともいえるんだけど。
で、先日さっそく視聴したのが「ナイブズ・アウト」。

ダニエル・クレイグ主演の、まるでアガサ・クリスティ作品のようなコメディタッチの名探偵ものだ。
その他、先年亡くなってしまった名優クリストファー・プラマーやジェイミー・リー・カーティス(「トゥルーライズ」でシュワちゃんの奥様を演ってた方)など、シブいベテラン陣が脇を固めるこういった映画はまず外さないという個人的法則がある。
内容は予想どおりまさに名探偵ポワロシリーズのような話で楽しかったけど、それにしてもダニエル・クレイグ、007シリーズの間にこういうのも演じていたんだなぁということに感心してしまった。
こういう役のときはそれなりに肉をつけて、また自身のジェームズ・ボンド役最終作に出るときはちゃんとしぼっているものなぁ。
ハリウッド映画に出始めたころは、ロードトゥパーティション(ポール・ニューマンの息子役)とかトゥームレイダー(アンジェリーナ・ジョリーの元カレ役)とか、かなり冴えない役が多かったけど、やがては故エリザベス女王のエスコート役までこなしてしまうのだから(ジェームズ・ボンド中佐として、だけど)大した出世だ。
そんな大物俳優もさることながら、最も気になったのが上の主要キャスト勢揃いしている画像の、後列向かって右端の女性。
物語上でも重要な役をこなしているこの女性、どこかで見たことあるなぁ…と思いながら観ていたところ、ハタときがついた。
この子だ!

「ブレードランナー2049」において、主人公のあまりにも切ないロマンスのお相手ジョイ。
あまりにも切ないロマンス…って、言ってみればハイテク版南極2号のようなものなんだけど、主人公の切なすぎる人生的に「ロマンス」って言いたくもなる(実際そうなんだけど…)。
その時は↓こうだった子が…

「ナイブズ・アウト」では↓こう。

役柄の雰囲気も似ているし、これならワタシでも「ハタ」と気がつく。
ところが、ようやく廉価版が出たDVDで先日観た「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」にも出ていただなんて、まったく気がつかなかった。
この方。

物語中、カリブのどこかでボンドが例によっていつものごとくひと暴れする際に、ボンドに協力する自称新人の凄腕CIAエージェント・パロマ。
ユーモラスでアクティブで切れ味鋭いアクションも(スタントだろうけど)かっこよく、この場面だけで退場してしまうのがもったいないほどの魅力的なキャラクターだった。

ダニエル・クレイグはほぼ同じでも、一緒にいる女性が同一人物だなんて、全然わからんかった…。
「ナイブズ・アウト」を観て、「ブレードランナー2049」の子と同じヒトであることに気づき、はて、なんて名前なんだろう…と調べたところ、ようやく名を知り、その出演作リストで初めてパロマ役だったことを知った次第。
この方はキューバにルーツをもつ、アナ・デ・アルマスという女優さんだ。
今や話題の作品に引っ張りだこ、出演していたシリーズもののスピンオフ作品で主役になったり、まだ公開されていないマリリン・モンローの伝記映画「Blonde」では、主演(もちろんマリリン・モンロー)を演じているらしい(Netflix)。

この画像だけ見てもどっちかわからんくらい…。
いやはや、ワタシの知らなかった度は同じでも、フェニックス:モニカちゃんとは女優としての格が違う、押しも押されもしない売れっ子俳優さんじゃないですか、アナ。
そういえば「ブレードランナー2049」で共演したライアン・コズリングとは、彼が主演の「グレイマン」でも共演しているらしい。
再共演率が高いのは、なにげに主演の男性陣がメロメロになっているからだったりして…。
このパッチリつぶらなお目目で見つめられたら、それだけで「ジョイ」営業になるに違いない。
< それぞれの作品には、キャスティング担当の方がちゃんといますから。
Posted by クロワッサン at 08:37│Comments(0)
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