2024年02月26日
20年前のるいと万太郎。
2024年 2月25日(日) 曇り時々雨パラパラ
北の風 荒れ模様
3連休最終日は、すっかり真冬に戻ってしまった。
ストロングってほどではないにしろ、北よりの強風が吹きすさんでいるとあっては、代船はまかぜ号が運航できるはずもなし。
おまけに時々氷雨が降る、陰々滅々の一日。
それでも何かしらゴソゴソするオタマサは、先日98パーセント完成したニューステップの傍らに、昨日からこういうものを拵えている。

多肉植物の鉢を置けるように岩組を施しつつ、ヤコウガイやスイジガイを添えてあった。
スイジガイはともかく、ヤコウガイには絶対誰も気がつかないと思うけど…(オタマサいわく、デッキ側からはよく見えるそうな)。
ちなみにこの多肉植物はとある奇特な方から頂戴したもので、昨年の朝ドラで一躍メジャーになった…というかもともとメジャーだった、牧野富太郎氏が発見したナンタラカンタラいう2種類なのだそうな。
いただいた時は小さな小さなビニールのポットサイズの株だったのに、鉢に植え替えたらあっという間に鉢から湧き出でる勢いで育っているものだ。
見るヒトが見ればすぐにわかるのであろうそのナンタラカンタラながら、見てもさっぱりわからないワタシのようなヒトのために、それぞれにネームプレートが添えられているので、こっそりそれを見てから知ったかぶりしてください。
そういえば、朝ドラで槇野万太郎こと牧野富太郎氏を演じていたのは、かつて天才子役声優でもあった神木隆之介。
その前年に放送されていた朝ドラの「カムカムエヴリバディ」の主役の一人るいちゃんは深津絵里。
この2人、実は20年ほど前に共演していたことをご存知か。

「踊る大捜査線」の2作目の映画で、サイドストーリーで出てくるスリファミリーの子どもを演じているのは、他でもない神木隆之介。
スリファミリーを検挙したあと、その長男から話を聞いているすみれさん…というちょっとしたシーンである。
これが20年前のことだなんて、またしても石坂金田一のセリフを吐いてしまったではないか。
「千と千尋の…」で「坊と遊ばないと泣いちゃうぞ!」と言っていたのはこの2年前のことで、この翌年には「ハウルの動く城」で「待たれよ」というシブいセリフを吐いていた頃だから、まだそれほど世間では騒がれていなかったっけか。
昨秋とある奇特な方から…あ、多肉植物と同じヒトだ…「カムカムエヴリバディ」を全話収録したDVDをいただき、オタマサとともに毎日5話ずつ夕食時に鑑賞したので年内に全話見終えてしまった。
すると、たちまちるいちゃんロスになってしまったワタシ。
るいはるいでも吉田類の「酒場放浪記」を見ている場合ではないから、禁断症状がおさまるまで手持ちのDVDのなかから深津絵里が出演している作品を片っ端から観ていたところ、「踊る大捜査線・2」でまさかの神木隆之介登場。
いやあ、彼がこれに出ていたとは知らなんだ。
というか、2人ともこの20年後に1年違いで朝ドラの主役を演じることになろうなどとは、当時夢にも思っていなかったろうなぁ…と思うとなにげに感慨深い共演シーンでもあった。
話は戻る。
ニューステップ脇の岩組みのほかにも、もちろんオタマサのゴソゴソは続く。
そして今年も、ズッキーニがあたいぐぁに登場だ。

春ですねぇ………寒いけど。
ところで、この表あたいの奥の方で菜の花畑のようになってしまっているのは、シマ菜ことからし菜たち。
その昔学生の頃、毎週日曜日ごとに海に繰り出しては先輩たちにしごかれていたダイビングクラブの活動時には、途中に商店に寄って(コンビニなど影も形も…影くらいはあったか)ドドンと陳列されてあるお弁当を各自で買い、お昼休みに海辺で食べていたものだった。
今から考えると、常温なのはもちろん屋外にドンと並べてあったお弁当たち、夏でも同じ状態だったのに、よくまぁ誰も食あたりにならなかったものだ。
昔の日本人は強かったのだろう。
で、そのお弁当になぜだか必ず入っていたのが、このからし菜の料理。
からし菜はそのタネがからしの原料になっているくらいだから、その名のとおりただでさえ辛いのに、どういうわけか沖縄の方々は、この菜っ葉を軽く塩もみくらいに漬けて(そのため漬け菜転じてチキ菜ともいう)から調理することが多く、お弁当の副菜になっているチキ菜の炒め物もたいそう塩辛かった。
先輩たちにしごかれて海水をたっぷり味わった後でさえ塩辛く感じたくらいだから相当なもので、とにかく昼休み中だけでも塩辛さとは無縁でいたい身には拷問のような食べ物だ。
そのため当時のワタシにとっては、ゴーヤーチャンプルーと並ぶ嫌いな食べ物の上位メンバーだったのは言うまでもない。
ゴーヤーチャンプルーはわりと早いうちに好物になったのに対し、このチキ菜の料理は学生時代の苦い思い出ならぬ辛い思い出のせいかなかなか体が受け付けなかったのだけど、オタマサが近年やたらとこのチキ菜のファンになっている関係で、我が家の食事に登場する機会が増えてきた。
すると、学生当時のあの拷問感はなんだったのだろうというくらい、やたらと美味しいんだわ、このチキ菜。
これを細かく刻んだものを混ぜ合わせたお弁当屋さんのおにぎりがまたたいそう美味しく、今やどうやって食べてもおいしい菜っ葉になっているからし菜なのだ。
ところが本島の田舎道で車を走らせていると、沿道のそこかしこで見られる家庭菜園で、このからし菜がすっかり菜の花畑になっているのをよく見かける。
どうしても季節が進むと食べきれない分がそうなってしまうとはいえ、それにしてはあまりにも花を咲かせている量が多いから、もったいない…
…と思っていたのだけれど。
どうやらそれには、ヒミツがあったらしい。
というのも、さきほどの画像のようにオタマサのあたいぐぁでもからし菜からニョキニョキ花芽が出てくるのだけれど、ものは試しとばかり、花芽も一緒に炒めてみたオタマサ。

すると、この花芽というか茎というか、とにかく筒状のこの部分は葉っぱとはまったく異なり、旨味も甘味もいっそう深く、なんともはや絶妙の味わい。
そうか、みなさんこの部分も食べるために花を咲かせていたのか!
< タネを採るためなんじゃ?
この部分はさすがにスーパーでは手に入らないから、作っているヒトしか味わえないものに違いない。
いわば菜園持ちだけのシアワセなのである。
…と、オタマサがゴソゴソしている間、ワタシも多少のシゴトはしている。
もっともワタシの場合ゴソゴソ…ではなくパコパコなんだけど、この日の成果はこちら。

先日登場したイロブダイ玉でネックレスも出来あがったのだけど、「その他の玉」でまとめるとイロブダイ玉ネックレス1個だけで寂しそうだったから、オタマサにほかの玉でも作ってくれとお願いした結果、この日さっそくラインナップ。
数年前に頭から白い煙を桜島のようにモクモクさせながらページをレスポンシブ対応に変更して以来、エディタソフトを使うようになったおかげでそれぞれのページの作成は大幅に効率的になりはした。
そのかわり、商品紹介ページで必要な画像を大幅に増やしてしまった。
各作品の画像をクリックタップ)することでたどりつく個別ページで用意する必要がある画像は1作品につき最少で4種類を大小2枚ずつ、そして↑このラインナップページでは1作品につき2つの画像が必要なので、撮るのにも撮った写真それぞれを必要に合わせて加工するのにも、そしてショッピングカートにそれぞれの商品を登録するのにも、たいそう時間がかかるのだ。
…と、長々と述べて何を言いたいのかというと、ようするにワタシも一応シゴトをしているのですということね。
結果は伴わないけど…。
あ、さきほどの画像をクリック(タップ)すると、件のページに行きますので、是非是非カムカムエヴリバディ。