2023年02月12日
シマキンパラ。
2023年 2月11日(土) おおむね曇り
東の風 やや波あり
建国記念日でやんす。
土曜に当たっちゃうと振替休日は設けられないから、暦どおりの休日になるサラリーマンのみなさんには残念な土日。
そういえば今年は、ハッピーマンデー方式の人工的(?)3連休を除くと、タイミングよく土日とくっつく祝日が滅法少ない。
3連休以上の連休を心の拠り所にして日々を生きている方々にとっては、なんとも辛い1年になりそう…
なんてことは、みなさんとっくの昔からご存知か…。
さてさて、月初めから快調に連勝街道を歩んでいた連絡船も、10日目にしてついに土がついてしまったけれど、本日は再び通常運航。
連敗しないのが横綱・大関が優勝する必須条件、このままロードトゥ横綱をまっしぐらに突き進めるか?
あ、20日から定期ドック入り予定だった…。
水納海運公式サイトによると、ドック入りは来月15日までを予定しているようだ。
ほぼ1ヵ月じゃん…。
夜明けはこのあとの雨を予想させる朝焼けになっていたものの、その後は降る気配だけを見せつつおおむね曇り空に終始したこの日、朝から耳慣れない鳥さんの声が聴こえていた。
コゲラの金属ドラミングの音に混じって聴こえてくるその声は甲高い短音で、「ピッ…ピッ…」もしくは「キュッ…キュッ…」といった感じで、ずっと鳴き続けている。
ただし声はすれども姿は見えず、だから正体はナゾのままだったところ、お昼の散歩中についにその声を発しながらエサを食べているところに遭遇。
声の主はこのヒトだった。
路傍に生えているイネ科植物の実を食べつつ、同じく路上にいる我々を気にしている様子の、文鳥のような顔をしたこの鳥さん、人生初遭遇に違いない。
ところがオタマサは、前に水納島で観たことあったんじゃない?という。
観たことあるのかないのか、はたして正解は?
人生初遭遇ではなく、水納島で観たことがあったわけでもなく、億首川近くの水田で観たことがあったのだった。
この鳥さん、その名を(おそらく)シマキンパラという。
県内で観られているものは、もともと飼育されていたものが逃げ出して繁殖している、いわゆる「外来種」認定されている鳥だ。
億首川では頭を垂れる稲穂の実を味わい尽くしていたシマキンパラ、稲穂など無い水納島では…
イネ科の雑草の実が精一杯の御馳走のようだ。
それにしても、単独でいるにもかかわらず、居場所を容易に特定できる声を発しながら食事だなんて、リスクマネジメント的にどうなんだろう?
甘えているような声の出し方にしても色味的にも、まだ若鳥なのだろうか。
朝から昼まであれほど近隣から聴こえていた特徴的な声は、午後になるとカモメ岩のほうに移動していたという(オタマサ談)。
このまま居続けるのだろうか、それともアイランドホッピング中で、束の間水納島に羽休めに立ち寄っていただけなのだろうか。
「外来種」は冬の渡り鳥ってわけではないけれど、これはこれで水納島初記録ってことで…。
Posted by クロワッサン at 07:34│Comments(0)
│鳥さんたち