2023年07月17日
大言壮語。
2023年 7月16日(日) 晴れ夕方強雨
南東の風 けっこう波あり 水温28度~29度
夕方に強い雨の時間帯があったものの、日中はおおむねいいお天気に。
ただしおりからの強い南風で、洋上は白いウサギさんがカリブーの大移動状態になっていた。
南東の風だけに、さすがにこれでは連絡船は全便欠航か…
…と思いきや、まさかまさかの通常運航。
もっとも、前日からビーチはこの日の遊泳禁止を決めており、各日帰り業者さんたちもツアーを中止にしていたため、せっかくの通常運航にもかかわらず、訪れるヒトの姿も疎らだった。
おかげで!
台風でもなんでもないのに、真夏のヒトッコヒトリーヌビーチが復活!
コロナ禍中以来の風景は、なんとも心和むものとなった。
…東側の浚渫工事区域を見さえしなければ(以下の写真は翌朝撮影)。
やはり土日や祝日はお休みらしく、この連休は1ミリも稼働していない各重機。
しかし浚渫区域に張り巡らされた砂防ネットは、なぜだか半開放状態になっていて…
…白濁水を惜しげもなく砂防ネット外に吐き出し続ける。
砂防ネットは故意に開放するように設置されているのか、それとも敷設作業が杜撰すぎてちょっとした風で動いてしまっているだけなのか、いずれにせよ「砂防」の意味をまったくなしていないのは明らかだ。
「浚渫作業中も、砂防ネットで囲むので浚渫区域外は濁りません」
「毎回濁り度合いを計測して、数値が規定値を超えたら作業を中断します」
などと沖縄県土木建築部北部土木事務所都市港湾班は住民説明会にて大見得を切っていたけれど、作業していなくても濁ってんじゃん。
現場なんて、えてしてこんなものであることは誰もが知っている。
行政の頭のほうでどれほど机上の計画を立てようとも、現場には現場の都合と事情と能力の限界があって、机上の計画どおりにはけっしていかない。
できもしないことを大見得を切って大袈裟に言う、それが行政。
白濁水が浚渫区域からどんどん流れ出している様子を見るにつけ、マイナカードをめぐるトラブルがあちこちで発生するのもむべなるかな…と思えるのだった。
Posted by クロワッサン at 07:03│Comments(0)
│吉田兼好