2024年11月13日
商品紹介の功罪。
2024年 11月12日(火) 雨
北の風 波あり
数日前までの週間天気予報では晴れマークがズラリと並んでいた今週は、南海に蠢くアヤシイ台風たちのせいなのだろう、まったく冴えないお天気に変わってしまった。
時系列予報では今日も午後から雨になりそうで、午前中もずっと分厚い雲がたれこめたまま…
…のはずが、もう朝から降ってやんの。
よほどの暴風でもないかぎり、ヒミツの作業場ではお天気に左右されることはないワタシはともかく、ヒミツの畑で行うべき作業があるオタマサとしては、作業ができないほど降ってしまったらお手上げになる。
降るにしてもごくごく少量でお願い…
…と空の神様に注文をつけつつ、連絡船にて本島へ。
で、秘密基地に着いてやっと思い出したことが。
11月になったらネタにしようとずっと思っていたのに、すっかり忘れていたことがあるのだ。
そう、うみまーるの2024年版中判カレンダーが、ようやく11月を迎えたではないか。
昨年の今頃紹介した2024年版カレンダー、なかでも中判カレンダーの11月の写真がひときわ目を引いたのだけど、どのカレンダーに載っているどの写真とは具体的に述べないままでいた(はず)。
そのひときわ目を引いた写真こそが、中判カレンダーの今月の写真だ。
一般的なダイビングではまず海で出会うことはないであろうアオイガイが、団子状態で大集合。
誰も行かないような水平線の彼方までボートで出向いている、うみまーるならではの遭遇といっていいこのアオイガイ集団、添えられているキャプションによると、「アオイガイのメス」とある。
なんでメスってわかるんだろう?と不思議に思って調べてみたところ、なんとなんと、貝殻を作るのはその中で卵を保護するメスだけで、貝殻を作らないオスは20センチ以上になるメスに比べて遥かに小さく、せいぜい数センチほどだという。
ほぼほぼ繁殖のためにしか存在していないのだろう…。
癒しに飢える人々を癒し続けるうみまーるのカレンダーにあって、異色中の異色といっていい写真が掲載されている事情は、おそらくリンク先で推測しているとおりに違いない。
ありがたいことに、今年もまたうみまーるの2025年版カレンダーが贈られてきた。
さあてさあて、今年はどんな変態社会的クリーチャーが載っているかな、とワクワクしながらそれぞれのカレンダーの表紙や巻末にある各月の写真を見てみたところ……
変態的クリーチャーの姿はどこにもないのだった。
そもそもそういうことを求めるカレンダーではないのである、ということを忘れていた…。
ところで来年用のカレンダー、大人気を誇る大判カレンダー「海と空の出会う場所」は従来どおりのサイズながら、これまで中判カレンダーのポジションにあった「ちゅら海のなかまたち」は規格もタイトルも一新され、「こころほほえむ海」という、セミ大判のカレンダーに生まれ変わっていた。
また、卓上カレンダーは(おそらく)そのままながら、ウミガメさんたちに特化した小判カレンダーは、これまたサイズがふた回りほど大きくなって新装オープン。
それぞれ大きくなったぶん価格も大きくなっているけれど、これは諸式高騰のおり従来の価格では提供は不可能ということになり、価格アップするぶんグレードもアップ…ということだろうか。
事情はどうあれ、大きくなったおかげで、特にカメさんたちの写真はどれもこれも従来以上に見応え充分だ。
特に12月の夕陽煌めく写真が素敵だなぁ…。
絶賛発売中の2025年版うみまーるカレンダー、もちろんのこと南米大河で今すぐポチッとできます。
で、南米大河の販売サイトを見ていて気がついたことが。
販売している商品をつぶさに伝える同サイトのこと、カレンダーについても、各月ごとを拡大して閲覧することができるご丁寧さ。
それも、拡大ボタンを押すと、けっこう大きな画像で見ることができる。
さすが南米大河…
…と思ったのだけど。
各月のページを681×1500ピクセルもある大きな画像(キャプションまでちゃんと読める)で紹介しているから、その画像を保存するだけで、カレンダーを購入せずともPC上のカレンダーとして使えるんじゃね?
たとえば先ほどの12月のページの画像を保存し、このブログサイト用に小さくリサイズしてもこんなに大きい(もちろん検閲はワタシによるもの)。
商品をつぶさに余すところなく紹介するのはいいけれど、諸物価高騰で買い控え傾向になる世の中にあっては、写真がウリの商品でこの大きな画像はむしろ逆効果になるのでは…。
みんなが気づいてしまう前に、考え直したほうがいいんじゃないの?南米大河。
あ、ファンの皆様はそんなセコイことはしないか…。
まだ南米大河で販売されている今年の中判カレンダー、その11月の画像をこっそり保存しちゃったワタシをお許しください(汗)。
Posted by クロワッサン at 08:16│Comments(0)
│日々の徒然