2013年12月19日
イスタンブールに決まってたら?
2013年 12月18日(水) 晴れたり雨降ったり
北の風 荒れ模様
前日の予報が言っていたほどには風が吹かず(当日の予報は緩和されていた)、連絡船は翌日の欠航を決定しつつも、この日は通常運航に。
ようやく2時に出て5時に帰ってくる程度の、「ちょっとした用」を済ませることができた。
それでもお天気は、晴れているかと思えば急に大雨になったり、それが止んで日が出たと思えばまた降ったり。
なんだか台風接近中のような天候になっている。
そんな冴えないお天気と同じように、東京都知事がついに辞職を決断というニュースが。
イノセ氏の次回作のタイトルは決まった。
「チジの肖像」
その頃にはイシハラ前知事も死んじゃってるだろうから、百条委員会で言ったらヤバかったこともなんでも書けるに違いない。再び大宅壮一ノンフィクション賞ゲット間違いなしだ。
それにしても、年末ジャンボでさえ一等前後賞合わせて7億円という時代に、東京都知事選ほどの大掛かりな選挙における5000万円なんて、いかほどの額なんだろうか。
5000万円もの大金を……という庶民目線の論調で責め立てるヒトが多かったけど、今の世の中、選挙資金の5000万円だなんて、我々がコンビニでジュース1本買う程度の感覚の額でしかなさそうなんですけど。
その程度の「違法」な金が、なぜに彼の職を奪う事態になったかといえば、それはもちろん2020年の東京オリンピック開催が決定したからにほかならない。
知事として先頭に立って誘致に励んでいたヒトがなぜ?
それには、開催決定国に義務付けられているオリンピック組織委員会が絡んでいる。
まずはその委員会のトップを決めなければならない。
当初、東京都はこれに「会長」スポットを定め、イノセ氏が就くという方向で進めていた。
それに反対したのが政府自民党だ。
いろいろ理由はあるにせよ、最大の理由はひとつ。
「俺がやりたい!」
というワガママをこいている男、モリ元総理がいるからだ。
日本体育協会会長を務めていたこともあり、都知事とともに東京五輪誘致のためにがんばっていたという元総理のワガママを実現すべく、政府自民党はイノセ氏会長職案を却下。
では、資金集めの意味からも財界人から人材を…という東京都に対し、政府自民党はあくまでもモリちゃんを推していた。
こうなると、邪魔になってくるのは都知事その人だ。
「じゃあ、トクダの金をもらってたことバラしちゃおう」
東京都はついに、組織委員会についての発言権を失うのだった。
これが、東京オリンピック開催決定後にイノセ氏の疑惑が浮かび上がった理由なのである。
<当サイト推測。
でも、このあと組織委員会のトップにモリ元総理が就任したりしたら、僕は横っ腹抱えて笑ってしまうことだろう…。
Posted by クロワッサン at 08:53│Comments(0)
│吉田兼好