2025年03月15日
独眼竜X。
2025年 3月14日(金) 曇りのち雷雨のち曇り
南西の風 おだやか
本日ようやく代船はまかぜ号が現場復帰!
…午後からだったけど。
日曜日にはけっこう時化そうで、なおかつ水納港は工事の作業船の都合でいつも避難場所にしている連絡船用バースが使えないかもしれないから、時化る前にうちのボートは渡久地港に避難させることにしていた。
でもはまかぜ号が現場復帰してくれないと、ボートを渡久地港にもっていったまま島に帰ってこられなくなるので、ワタシにとっても重要だったはまかぜ号の復帰。
おかげでかろうじて雲が我慢してくれていた朝のうちに渡久地港へ行き、午後イチの便で島に戻ってくることができた。
とはいえ昼前からお昼過ぎにかけて広い範囲で激しい雷雨になって、一時はお昼の便の運航も危ぶまれたほど。
前線が直上を通過しているのだからそれなりに降るという予報は出ていたけれど、雷雨は予報上まったくノーマークだったからビックリした。
それでも風は大したことがなく、午後イチの便が出る頃には雨もほとんど上がっていて、視界不良のため欠航なんてことにならずに済んだのだった。
さてさて、一時帰沖のつもりで先週島に戻ってきてから本日で一週間、ようやくそれなりの「日常」を取り戻した気がする。
で、戻ってきてからしばらくは諸々あったけれど、ようやく落ち着いて、さぁこれから!
…というタイミングで、雨の連打(涙)。
先日も書いたように、今週末に沖縄滞在予定の旅行者のみなさんは、思いっきりハズレです、ご愁傷様。
というわけでこの日は午前中に本部町内をうろついたから、散り始めたイペーを見納めることができたものの、とにかく雨だったのでやれることといったら限られていた。
でも少しだけラッキーなことが。
先日新調のオーダーを仲宗根テントさんにしていたボートの幌と庇のテント、出来上がったら連絡すると言ってくれはしたものの、よく考えたらうちの連絡先は以前の固定電話のままになってたんじゃなかったっけか。
と思い至って、この日訪ねてみたところ、昨日できたので連絡しようと思ったら番号がわからなくて困っていた…ということだった。
そこへちょうどこの日訪ねることができたので、タイミングよく新調テントを回収することができた。
そういえば月曜日にヤンマー名護店にオーダーしていた各種フィルターが入荷したという連絡を受けたのは、一昨日名護に出かけていた際に白銀橋付近にいた頃のこと。
そのまま本部へ帰るところだったのだけど、タイミングよく連絡があったおかげでヤンマーさんまで無駄なく行くことができた。
その翌日は雨が降る前にボートで島に戻る予定だったところ、開店早々のタイミングで古堅自動車さんからピースケの車検終了の連絡が。
おかげで朝のうちにピースケを受け取りに行くことができたのだった。
いずれの場合も普段だったら島に戻ってから連絡があり、「あと1日連絡が早ければ…」ってなるものなのに、絶妙なタイミングのオンパレードってのはいったいどういうわけだ。
その昔ミスドのCMで所ジョージが歌っていたCMソング(?)を思わず口ずさんでしまいたくなるくらい、なんだかものすごくツイている感…。
話は変わる。
けっしてお安くはない受信料を税金のように強制的に徴収しておきながら、再放送番組を平気でゴールデンタイムに放送するNHKBS。
ではあるけれど、その再放送のほうがよっぽど民放地上波番組よりも面白いというこの哀しさ。
そもそも民放地上波番組などまったく観ないから、最近の番組が面白いのかつまんないのかまったく未知の世界だったものが、いろいろあってかなり長期間オタマサ実家のやっかいになっていた間に、そのありようを久しぶりに実感することとなり、結局その認識は従来といささかも変わることはなかった。
そんなNHKBS放送の数ある再放送番組のなかでも、なんで今これを?と思わずにはいられないのが、毎週月曜午後6時から放送されている「独眼竜政宗」。
朝ドラのメインキャストから大河ドラマ主役という、いわばNHKの登竜門コースどおり、「はね駒」で一躍全国区となり、翌年大河ドラマ主演となった渡辺謙が政宗役を演じていた作品だ。
それ以前の3年間近代~現代が舞台の作品が続いたあと、久しぶりの戦国時代ものということも追い風になったのだろう、「独眼竜政宗」は大河ドラマ史上空前の視聴率記録を樹立したものだった。
今改めて観てみると、画面が昔のサイズだしセットでの撮影がちゃちく見えちゃうというレトロ感はあるものの、豪華キャスト&ジェームス三木脚本はやはり見応え充分。
今ではまず望めない「歴史劇セリフをちゃんと語れる役者」のみなさんたちだらけだから(当時すでに古いファンにはセリフ回しについては文句をいわれていたのだろうけれど)、それを聞いているだけで楽しいんだけど、ふと我に返るとほとんどのヒトが故人なのだよなぁ…。
主役の渡辺謙が若武者として登場するのは10話くらいからで、それ以前は父親輝宗役の北大路欣也が物語を引っ張る。
リアルタイムで観ていた学生の頃は気づかなかったけれど、年取って落ち着いた近年と比べると、戦国武者らしく野望に燃えるその瞳のギラつき感は「仁義なき戦い・広島死闘編」で主役を演じた頃の北大路欣也のようで、その一方で主役の父親を演じる大物俳優らしい余裕もたっぷり。
現在のワタシの年齢的にも、むしろこの輝宗主役でもっと観たい!と思ってしまうほど。
10話近くまではその輝宗世代が伊達家の中心だから、帷幕に集う役者の面々も錚々たる顔ぶれだ。
やがて世代が変わって政宗が当主となると、それを支える側近たちの顔触れも変わり、西郷輝彦、三浦友和、村田雄浩になる。
若返ってこの顔ぶれ。
あ、村田雄浩って、後年の「炎立つ」で渡辺謙と初共演かと思いきや、この頃すでに共演していたのだなぁ…知らんかった。
共演といえば!
実際はどうか知らないけれど、ワタシの中ではこの「独眼竜~」が本格的ドラマ出演作だった長さんこといかりや長介が、ともすれば全員集合の時代劇コントになりそうなところを危うい線でクリアしつつ、ちゃんと主要キャストとして大事な役どころを演じているんだけど、長さんが「独眼竜~」でこの方と共演していたという記憶はなかった。

子供の頃のワタシにとっては「サントリーのおじさん」だった、神山繁。
リドリー・スコット監督の「ブラックレイン」出演がきっかけだったのか、それ以前から英語ペラペラだったから「ブラックレイン」でオファーがあったのかは知らないけれど、かつてのNHKの名物番組「英語でしゃべらナイト」に出演されたときには、流暢にイングリッシュを話していたからビックリした。
そんな神山繁と長さんは輝宗配下の重臣なのだけど、錚々たる面々の中にあってはまるでC-3POとR2-D2のような狂言回し的役回りで、2人ともまたいい味出してるんだわこれが。
ちなみにこの2人は、後年↓こういう味わい深いシーンでも共演している。

ご存知「踊る大捜査線」の副総監と和久さん。
キャリア組と現場組という立場が違えど志を同じくする2人、若い頃には警察組織を変えようと血気盛んだった彼らながら、このたび退官が決まったことを長さんに伝える副総監…というシーンだ。
このシーンがある映画2作目がワタシのなかでの長さんの遺作でもあるので、(その後神山繁も死んじゃったこともあって)セリフのひとつひとつがなんともしみじみと切ない名シーン。
でも後ろから見れば…

…単に2人のハゲおやじが座っているだけ。
特に2人に思い入れが無い若い方がご覧になれば、かなりビミョーなシーンでしかないのだろう…。
踊る大捜査線では味のある2人が、それ以前に大河ドラマで共演していただなんて、まったく覚えていなかったなぁ…。
その他、樹木希林と並び称されるほどにいつどの時代の作品でも全然変わらない大滝秀治の名演、そしてこの13年後に「葵~徳川三代~」で演じたお江役と寸分も変わらないキャラお東の方(輝宗の妻)を演じる岩下志麻の怪女ぶりもさることながら、この「独眼竜政宗」で群を抜いてとびきりスペシャルな出演者といえば、ほかでもないこの方。

ご存知勝新太郎。
政宗の前に最初に大きく立ちはだかる天下人豊臣秀吉役で出演しているんだけど、リアルタイムで観ていた10代の頃は、風貌からして勝新太郎といえば秀吉というよりも、黒澤明にクビにされた武田信玄役のほうがよっぽどあっていそう…と思ったものだった。
でもこの勝新太郎の起用なればこそ、というシーンがちゃんとあった。
とりあえず秀吉が家康を従えることとなり、天下統一まであとは北条攻めを残すのみとなった頃、血気にはやる政宗は依然秀吉の軍門に下ることを潔しとしていなかった。
そのため小田原攻めで秀吉から従軍要請があった際には致命的な遅参をしてしまい、死を覚悟しつつ秀吉のもとへ初めて参じる政宗。
死を賭しているから死に装束で、床几に腰かける秀吉の前にひれ伏していると、「面を上げい」の声がかかる。
渡辺謙が恐る恐る顔を上げていくと、そこにいるのは…
勝新太郎。
そりゃ怖いわ!
このシーンのためにこそ勝新のキャスティングだったんじゃなかろうか(再放送はまだそこまで至っていないので、あくまでもワタシの記憶だけだから間違っていたらゴメンナサイ)。
コワイといえば、よくもまぁ何カ月も登場することになる大河ドラマの主要登場人物に、勝新太郎を起用したよなぁ、NHK。
本人はかなり自由にやらせてもらっていたっぽく、観ているぶんには実に楽しそうに秀吉を演じているんだけど、勝新といえば、いつなんどきパンツから麻薬が出てくるかわかったもんじゃないヒトですぜ。
放送前に発覚するならともかく、ドラマが波に乗ってきたときにそんなことがあったら…なんてスタッフは誰も思わなかったんだろうか。
ひょっとすると、ドラマ上で秀吉が没するところまで放送された時点で吐かれたスタッフの安堵の息が、竜巻を発生させていたかもしれない…。
このドラマのキャスティングで個人的に勝新と並び称されるのが、政宗の奥さんとなる愛姫(めごひめ)の少女時代を演じるこの方。

ゴ・ク・ミ♪
彼女はそれ以前から芸能活動をしていたらしく、この前年にはNHKの番組でヒロインもしていたそうながら、ワタシをはじめとする多くの人々は、この「独眼竜政宗」で彼女の存在を初めて知ったのだった(ちなみに「男はつらいよ」の準レギュラーになるのはこの2年後から)。
1年間放送される中で彼女が出演するシーンといえば前半のほんの数話でしかないというのに、これがきっかけで世の中は美少女ブームとなり、「国民的美少女」なんて言葉もたしかこの当時からのことではなかったっけか。
彼女の成功により、二匹目のドジョウを狙った所属事務所が美少女コンテストを開催し始めたことによって、現在の大女優米倉涼子が世に出てきたそうな。
ドジョウどころかオオウナギ。
言ってみれば「独眼竜政宗」のキャスティング担当者は、「ドクターX」の生みの親でもあるのだった。
そんなゴクミも現在50歳。
そりゃ長さんもサントリーのおじさんもお星様になるわなぁ…。
1年間だけのドラマではいくらなんでも12歳がその後のオトナ役まではできないから、残念ながらゴクミは渡辺謙の登場とともに退場し、かわりにオトナ役の愛姫が登場することになる。
その愛姫のオトナ役といえばほかでもない…
桜田淳子。
そりゃあ、
~♪ようこそここへクッククック…
のほうがコントセンスはあるし、役者としても芸歴は長いし、年相応だから無難なキャスティングではあるんだろうけれど、ある意味衝撃的な変わりよう、少なくとも「ジュンコ(で)幸せ!」じゃなかったことを今でも覚えている…。
というわけで、これからいよいよ政宗時代になってきた伊達家から目が離せない今、毎週月曜午後6時から43分間はテレビの前にいるので、けっして電話をしないでくださいね。
Posted by クロワッサン at 10:01│Comments(2)
│日々の徒然
この記事へのコメント
ゴクミ。
永福町の星☆なのですよ。
実は。
永福町の星☆なのですよ。
実は。
Posted by ウロコムシ武田 at 2025年03月15日 11:25
なんと!
森光子どころじゃないかも(笑)。
永福町はF1レーサーにお星様を奪われちゃったのですね…。
あ、ということはひょっとして、
里帰りの際のお星様は、ダーリンとともに東京のナポリに出現しているとか??
あ、フランス人はわざわざ東京でナポレターナなど食べないか…。
森光子どころじゃないかも(笑)。
永福町はF1レーサーにお星様を奪われちゃったのですね…。
あ、ということはひょっとして、
里帰りの際のお星様は、ダーリンとともに東京のナポリに出現しているとか??
あ、フランス人はわざわざ東京でナポレターナなど食べないか…。
Posted by クロワッサン at 2025年03月15日 12:08