2021年11月20日
カニ祭り。
2021年 11月19日(金) 雨のち曇り時々晴れたまに雨
東のち北東の風 やや波あり
朝方は風雨ともに強く、おまけに洋上には大量の軽石が。
2時間後には桟橋周辺が大変なことになっていそう…という雰囲気だったこともあり、午前中の連絡船は欠航。
やがて雨が上がってお日様が出てくると風はおさまり、暖かくなってきた。
気温がそれなりに高く、それでいて雨のあとで湿度たっぷりという環境は、この方々にとってパラダイスになる。
ご存知オカガニたち。
ご存知ではない方はサワガニほどのサイズをイメージされるかもしれないけど、オカガニはけっこうジャイアントだから、そんなものが道のあちこちでワラワラしている様子は、映画「スターシップ・トゥルーパーズ」の昆虫エイリアン大襲来といった風情もある。
夏場だと日中の気温が高くなりすぎるので、路上でワラワラしているのは朝夕だけなのに対し、今の季節なら日中でもほどよい気温だから、昼間に散歩していてもそこかしこでオカガニがワラワラしている。
もちろんそれは未舗装路で、沿道にも道路の真ん中にも彼らの巣穴がある。
島内を散策される観光客のみなさんが不思議に思う、あるいは(ハブの穴かと思って)怖く感じるこの穴は、大きいものだとガメ公の足がスッポリ入るサイズだ。
そのためテックテック歩いているガメ公はときどき穴に足を取られ、ガクン…とずっこけることもよくある。
この日は前述とおりカニパラダイス日和だったから、路上にはオカガニがたくさんいるため、カニたちはカメによるロードキルの危機にさらされていた。
最初こそ「ん?食べ物?」と興味津々でカニの匂いを嗅いでいたガメ公だったけど、たちまちアウトオブ眼中にしてしまったから、カニが路上に居ようとどこにいようとお構いなし。
踏み出した先にたとえカニが居ても、気にせずそのまま踏んづけていくかもしれない。
踏みつけられれば死亡確実のオカガニたちは大変だ。
パラダイスに突如危機が出来し、「カメ迫る」の報を受けたオカガニたちは…
…と、妙なお祭り騒ぎになるのだった(※脚色あり)。
そんなお祭り騒ぎなどまったく意に介さずテックテック歩き続けるガメ公。
彼が散歩中に出会うクリーチャーはオカガニだけではなく、ときどき↓こういう生き物も通りかかったりする。
それでもやっぱり、ガメ公意に介さず。
どうやら彼にとっては、お祭り騒ぎのオカガニもジョギング中のオタマサも大した違いは無いようだ…。
Posted by クロワッサン at 08:27│Comments(2)
│カメハウス
この記事へのコメント
お久しぶりです。
軽石大変ですね。関東にもポツポツやってきているみたいですが、クロワッサンさんの沖縄ほどの被害は聞きません。。。
ガメ公可愛いですね!うちの近所にも巨大なケヅメさんが時々お散歩しておりますが、ブロックで爪が削れるのか靴下を履いています(笑)
ホッシー達はお元気でしょうか?
昨日ぶりくら市やとんぶり市に出品されている方と直接お話しする機会がありましたが、インドホシガメとパンケーキカメはサイテスが上がって以降ほとんど見かけないし、桁が変わっている様です。サイテス更新前3万だった幼体は30万、成体なら50万、メスならもっと上がる、みたいな感じの様です。
うちはインドホシガメを剥製にしましたが、火葬しないで良かった〜と思ってしまいました(笑)
ホッシーママにはもっともっと頑張ってもらって可愛いホシガメワールドが広がって欲しいです!
軽石大変ですね。関東にもポツポツやってきているみたいですが、クロワッサンさんの沖縄ほどの被害は聞きません。。。
ガメ公可愛いですね!うちの近所にも巨大なケヅメさんが時々お散歩しておりますが、ブロックで爪が削れるのか靴下を履いています(笑)
ホッシー達はお元気でしょうか?
昨日ぶりくら市やとんぶり市に出品されている方と直接お話しする機会がありましたが、インドホシガメとパンケーキカメはサイテスが上がって以降ほとんど見かけないし、桁が変わっている様です。サイテス更新前3万だった幼体は30万、成体なら50万、メスならもっと上がる、みたいな感じの様です。
うちはインドホシガメを剥製にしましたが、火葬しないで良かった〜と思ってしまいました(笑)
ホッシーママにはもっともっと頑張ってもらって可愛いホシガメワールドが広がって欲しいです!
Posted by ホシガメ大好き at 2021年12月06日 12:28
おかげさまでホッシーたちはオトナもチビも元気です。
昔は我が家で孵化したチビチビたちは、
里親を希望される方にお譲りできていたのですが(通算50匹以上…)、
サイテスでの格上げ(?)のあおりで、
有償無償にかかわらず、
譲渡するには由来証明用チップ内蔵が義務付けられてしまったため、
せっかくチビチビが孵っても、
おちおちヒト様にお渡しできなくなってしまいました。
そこへもってきて今年は8匹も孵化…。
そして今年もホッシーママは2度産卵しました。
とはいえ残念ながら、
これ以上増えてももう飼いきれないので、
今年は孵卵器に移し替えていません。
いわば稀少生物保護のための取り決めによって、
当方での繁殖が制限された形です……。
昔は我が家で孵化したチビチビたちは、
里親を希望される方にお譲りできていたのですが(通算50匹以上…)、
サイテスでの格上げ(?)のあおりで、
有償無償にかかわらず、
譲渡するには由来証明用チップ内蔵が義務付けられてしまったため、
せっかくチビチビが孵っても、
おちおちヒト様にお渡しできなくなってしまいました。
そこへもってきて今年は8匹も孵化…。
そして今年もホッシーママは2度産卵しました。
とはいえ残念ながら、
これ以上増えてももう飼いきれないので、
今年は孵卵器に移し替えていません。
いわば稀少生物保護のための取り決めによって、
当方での繁殖が制限された形です……。
Posted by クロワッサン at 2021年12月07日 07:42