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2019年04月03日

すべては水納島から始まった。

2019年 4月2日(火) 晴れ

東の風 やや波あり

 時化もおさまり、1日遅れの海水浴シーズン開幕を迎えた水納島。
 
 沖縄ブームが始まって久しいとはいえ、沖縄を本気で「常夏」と思っておられる方はまだまだ多いようで、雑貨屋さんにお越しになるお客さんの口から、「泳いだら寒かった…」という声をこの日何度か聞いた。
 
 日差しはどれほど強くとも、6月の半ば過ぎくらいまでは、海水温は低いですので、小さいお子様をお連れの方は特にご注意くださいませ。
 
 泳ぐと寒い海ではあっても、やはりシーズン開幕となると、桟橋に降り立ってからの雰囲気は、ただ風が吹いているだけのオフシーズンとはひと味違う。
 
 その「ひと味」は、島内散策中のゲストのみなさんの消費マインドも大きく変えてくれるのか、3月中の同じようなうららかな行楽日和に来島中のお客さんたちとは、雑貨屋さん入店者の購買意欲がひと味もふた味も違っていた。
 
 ホント、3月は記録的ジャストルッキンガー数だったものなぁ…。
 
 たまたま今日だけの話で、明日からまたジャストルッキンガーの嵐になるのかもしれないけれど、シーズン開幕効果に加え、もうひとつ本日の売り上げに貢献してくれたかもしれないものが。
 
 店内プチ改装効果。
 
すべては水納島から始まった。

 改装の主眼は、背後の窓の白い日除けを活かすこと。
 色とりどりのとんぼ玉を並べるなら、従来よりもこのほうがきっといいはず。
 
 改装後初めて迎えたこの日のお店では、このすべての売り上げがこの側の商品だけだったことを見ても、その成果がうかがえる。
 
 < それってつまり、他の場所がダメってことなんじゃ??
 
 効果のほどはともかく、少なくとも材料費については、この日だけで充分回収できたのでよかったよかった。 
 
 久しぶりのフィーバーに気を良くして迎えた今宵は、このところ晩酌時に連日観ていたドラマの最終回を迎えた。
 
 NHK大河ドラマ「毛利元就」。
 
 2月に出雲地方を訪れた際に、緒形拳演じる尼子経久を思い出し、なんだか無性にもう一度観てみたくなったのでネット上の動画を探してみると、なんともありがたいことにYoutubeに50話全部アップされていたのだった。
 
 外泊していたり夜中に島内行事があったりしないかぎり、連日1~2話ずつ観続けて、本日無事終了。
 
 本放送を観ていた頃よりも遥かに面白く感じられたのはなぜだろう?
 
 序盤から中盤過ぎまで出ずっぱりの松坂慶子なんて、リアルタイムで観ていた頃は「なんだこの鬱陶しいおばはんは」と思っていたというのに、今観ればなんとカワイイことか。
 本人が大の「赤毛のアン」ファンであることがよぉ~くわかる演じっぷり。
 
 97年の本放送の頃からすでに20年が過ぎているのだから、観ているワタシも相応に年を経たわけで、観方が変わるのも当たり前か。
 
 そんな「毛利元就」を観ていて、序盤に気がついたことがひとつ。
 
 安芸の国の小さな国人領主だった当時の毛利家の所領は……
 
すべては水納島から始まった。

 水納島だった!!
 
 ご丁寧にカモメ岩までついているではないか。
 
 大内、尼子という巨頭に挟まれたこの小さな小さな水納島から、50話を経てついには中国地方の覇者となる毛利元就。
 
 これぞ「大河」ドラマ、1年間50話を費やしてこそ。
 
 緒形拳、細川俊之、夏八木勲といった、今のドラマには出演不可能な素晴らしい役者たちが惜しげもなく出てくるあたりもなんともゼータクで、現在の制作者がどんなに頑張っても、こればっかりは太刀打ちできない。
 
 というわけで全50話見終えた今、すっかり元就ロスになってしまったのだけれど、オタマサの来オフ旅行希望地に、厳島神社が赤丸急上昇でランクインしたのは言うまでもない(ワタシは小学生の頃に一度行ったことあり)。


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Posted by クロワッサン at 08:08│Comments(2)日々の作業旅行
この記事へのコメント
この週末、家族(総勢9名)で広島に行ってきたところでした。目的地は、同じ島でも、江田島でしたが。あきの宮島ですが、春も良いですよ。牡蠣もシーズンだし。おいしい日本酒も。
Posted by オマエ at 2019年04月03日 12:11
「女たちの元就」
じゃなくて、「男たちの大和」でしたか(笑)。

牡蠣はオタマサには禁忌なのでムリですが、
瀬戸内の海幸は実に魅力的なので、
さぞかし日本酒も進むことでしょう(笑)。
実現に向けてがんばります。
Posted by クロワッサン at 2019年04月04日 22:57
 
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