2025年05月23日
おろし人参のチカラ。
2025年 5月22日(木) 雷雨のち曇り14時過ぎから晴れ
西のち南西の風 波あり
午前中はけっこう激しい雷雨になり、いよいよ後期梅雨の始まりか…
…と思いきや、午後にはすっかり晴れ上がった。
もう梅雨明け?
おかげで旧チャージ小屋周辺の草刈りができたし、午前中の雨を耐え凌いだガメ公は、心地よい青空のもと散歩することができたのだった。

ところで見頃を迎えているこのベゴニア、向こう側2つのプランターは、ひと月前はこうだった。

しかもこれ、買ってきた苗じゃなくて、使い続けているプランターで勝手に生えていた野良ベゴニアをオタマサがちゃんと移植したもの(野良だから花の色までわからなかったため、一部に白が混じっていたりする)。
なんという逞しさ!
どう扱ったって勝手に育つ花となれば、苗ひと鉢50~60円で売られているのも頷ける。
そんな逞しいベゴニアを、なぜだかちゃんと育てることができない人たちが、海洋博公園へと続く国道の中央分離帯の植栽に携わっていた。
(税金を使って)植え替えても植え替えても、全然育たないベゴニア。
それを受けて行政は、植栽担当業者をかえるのではなく、植える花を変えることにしたのだった(それは業者のチョイスか?)。
種類を変えたらちゃんと育ったのはいいものの、これがまたまったくパッとしない花ときたもんだ。
たしかに花の色はステキな青ながら、葉や茎が占める割合のほうが遥かに大きいものだから、花の存在になかなか気づけないといってもいいくらい(すみません、名前を知りません)。
せっかく(税金を使って)手間暇かけて植栽しているというのに、通行するドライバーの目を楽しませる効果は1ミリしかない…。
さてさて、午後から晴れることを予期していたのか、まだ雨が激しくならない朝早めの時間帯に、リュウキュウアサギマダラのサナギマンたちが、合図を待っていたかのようにいっせいに羽化していた。

画面に写っているだけで合計7匹、同時羽化ということでは最多記録かも。
つい先日サナギになったばかりのような気がするのに、やはり気温が高いとサナギマンの変態速度も早まるのか、冬季に比べて羽化までが早い。
一度丸ハゲにされたあと、ようやく復活したツルモウリンカだったのだけど、その後また狂ったように卵を産みつけに来るものだから、せっかく青々と茂った葉っぱはあっという間に再びツルッパゲになってしまった。
またもやエサ不足の危機となったリュウキュウアサギマダラのイモムシたちながら、彼らにもちゃんと危機管理能力があるらしい。
まだ終齢幼虫ではないと思われるサイズのイモムシまでが、エサ不足で飢え死にするくらいなら…とばかり、小ぶりなサナギになっていた。
こんなに小さいと、うまく羽化できないのでは…と危ぶんでいたところ、暖かな気温のおかげかそれらの小さなサナギも無事羽化していて、この日のうちにみんなはばたいていった。
これでイモムシたちは一区切りつき、ハゲちょろけのツルモウリンカは再び新芽を出し始めているから、このお天気ならたちまち緑を取り戻すことだろう。
イモムシたちにならって、この日のランチは我々も草食。
このところトシおばさんからいただいたものやオタマサ産のもので人参バブルになっていたこともあり、消費方法の一環としてこういうものを作ってくれたオタマサ。

人参ドレッシング。
レシピには砂糖・蜂蜜・酢で味付けするよう記されているところ、先日遊びに来てくれた後輩がお土産にもってきてくれた↓鹿児島県福山町特産リンゴ黒酢を代わりに使用してみたという。
高級リンゴ酢だけに爽やかな酸味と甘味で、なるほどたしかに素敵なドレッシング。
でもできあがったものはなんだかジャムっぽくもあったので、カイトのバゲットに載せてみたら…

…あらら、こりゃまた絶品♪
先日さく菜やさんと久しぶりに再会したのは、このおろし人参の実力を知った頃のこと。
さく菜やさんといえば、彼女がお店をたたまれる際に形見分けのように配布してくださったレシピで作る、あの魅惑のドレッシング。
タマネギもニンニクもたっぷりオタマサ産ブランドがある今こそ!
キャベツもようやくひところの狂乱高騰から脱し、お求めやすい価格になっているから、この日のランチは…

…さく菜や風キャベ千サラダ。
もっとも、本家と比べればオタマサの場合は千切りじゃなくて百切りくらいだけど、まぁ細かいことは気にしない。
また、いただいたレシピに記されている量に比べ、砂糖は遥かに少量になっている。
でもそこに、さきほどのリンゴ黒酢。
となるともう、アレンジしすぎて本家のレシピとは掛け離れてしまっているんだろうけれど、美味しいからいくらでもキャベツがキャベツがススム君。

まだこんなにたくさんあるから、アオムシのようにキャベツを食べまくろうっと。